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12期生USA CAMP(その7)〜JFAアカデミー堺ダイアリー〜
2025年02月07日
いよいよ帰国の朝を迎えました。昨夜のうちに翌朝は6時半から朝食を食べて7時30分までには空港に向けて出発することを告げていましたが、6時半の時点で荷造りが終わっていない部屋もありました。急いで荷物をまとめて朝食を済ませます。この日は朝早くから激しい雨が降っていました。
こちらに来てからずっと天気が悪く小雨混じりの日もありましたが、予定を変更しなくてはならないほど天候にはなりませんでした。移動だけの最終日にしっかりとした雨だったのはラッキーだったと考えるべきですね。これも全てみんなの日頃の行いの結果?
無事にチェックインを済ませたら、手荷物検査を経て出国審査へ向かいます。手荷物検査に入る前にCAMPでお世話になったヨバンさん、ケンさんとお別れです。これまでCAMPを全て見届けている2人から12期生に対してこれまでで最高クラスのお褒めの言葉とこれからのみんなの人生へのエールをいただきました。そしてアカデミーからは蜷川がみんなを代表してお礼の言葉を述べました。しっかりとコメントできました。Good job!
ホテルから空港までたくさんのスーツケースを運ぶため、朝早くにも関わらず最初に対戦したベイエリアサーフの監督のソニーさんが駆けつけてくれました。
ヨバンさん、ケンさん、そしてソニーさん、本当にありがとうございました
サンフランシスコでの出発時間が少しだけ遅くなった以外は、ほぼ予定通りスムーズに日本に帰国することができました。成田から伊丹も順調で、選手たちは疲れも見せず元気です。疲労感よりも充実感が感じ取れる顔つきの選手がほとんどです。そして空港に迎えに来てくれていた保護者の顔を見て何よりも安堵したことでしょう。
バスで寮に帰り、これでUSA CAMPの全てが終わりです。最後にコーチからは明日からの生活に備えて気持ちを切り替えることとCAMPでの経験をこれからのアカデミー活動に繋げて欲しいという話がありました。
海外旅行はこれから何度も経験する機会があると思いますが、今回のようなホームステイなど様々な特別な経験はとても貴重だと思います。このCAMPをサポートしてくれた家族や現地で対応してくれたヨバンさんやケンさん、ホームステイ先の家族などに対する感謝の気持ちを忘れないで欲しいです。
安藤成美
私は、このUSAキャンプでオンオフ共に何度も感じたことは、英語を話せることがどんなにいいことなのかということです。アメリカでは英語が必要だということは分かっていたけど、初めてする事ばかりなことに対して緊張があり、私が今持っている英語のレベルはただでさえ低いのにさらに簡単なコミュニケーションさえ出来なくなっていきました。試合中は左サイドで助っ人のキーラやソフィアと縦関係でプレーすることが多く、指示を出したいことが英語でなんと言うか分からなくて言えないまま試合が進んでしまったり、ホームステイ先で英語を理解せずに適当にYESと言ってしまったためにとても辛い料理が用意されてしまいました。このように上手くいかなかったことは沢山あったけど、知っている単語で喋りかけたり、翻訳アプリを使わずに返答したり自分なりに挑戦することもできました。今回のUSAキャンプでは英語以外にも学んだり、楽しんだりすることは沢山ありました。この貴重な経験をこれからの生活で活かせるように頑張ります。