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9期生USA CAMP(その2)〜JFAアカデミー堺ダイアリー〜
2023年02月25日
CAMP2日目。アメリカで最初の朝を迎えました。全員が集合時間の7時に顔を揃えることが出来ました。ほとんどの選手がしっかりと眠れたとのことでした。この日はお昼過ぎまで雨の予報でしたが、我々の外での活動時間に雨が降ることはなく運も味方してくれています。
この日はホテル周辺の散歩からスタート。ベイエリアの散歩はとても気持ち良かったです。
ホテルに併設したカフェで朝食をとり、トレーニングのため近くのサッカー場へ。
しっかりと体を動かし、スイッチを入れ直します。
このグラウンドはペプシの工場の前にあることからペプシグラウンドと呼ばれているそうです。
2人組のストレッチも入念に行いました。
ボールを使ったトレーニングではドリブルやパスといった基本のテクニックを確認。
対人のトレーニングでは素早い攻守の切り替えの徹底を求めていました。
約90分で午前のトレーニングを切り上げ、一旦ホテルに戻ってシャワーを浴びた後にホテルのチェックアウトをしました。
そのままスーツケースを車に積んでランチに出かけ、食後は隣接したショッピングモールでしばしフリータイム。早速お土産を購入している選手もいました。
そして夕方からは本日の重要プログラムであるBAY AREA SURFというチームとの合同トレーニングです。会場はサニーヴィルという町にあるツインクリークススポーツコンプレックス。BAY AREA SURFの活動拠点となるグラウンドです。
BAY AREA SURFは今回のCAMPのホームステイを引き受けてくれている家族の娘さんたちが所属しているチームです。
グラウンドに到着した頃はパラパラと雨が降っていましたが、合同トレーニングが始まった時には雨も上がっていました。
当初聞いていた話では同学年くらいの選手との合同トレーニングとのことでしたが、開始時間が近づくにつれてどんどん人が集まり、小学生くらいの女の子から高校生までが参加し、最終的には80名を超えていました。
ウォーミングアップの後にいくつかのトレーニングステーションに別れ、それぞれのステーションをローテーションしました。アカデミー生は少し緊張した面持ちでスタートしましたが、BAY AREA SURFの女子たちのフレンドリーで元気な様子に触発されて嬉々としてプレーする姿が印象的でした。トレーニング後に何人かの選手はたくさん英語を話したと自慢げに話してくれました。果たしてちゃんと通じていたのかは謎ですが…。
やや緊張しBAY AREA SURFの選手たちの勢いに押され気味。
アカデミー堺の切り込み隊長の中野梨緒がここでも突破口を開きました。もちろん全部日本語(関西弁)です。
最後の記念撮影はこんな感じになりました。まさにアメリカの女子サッカーの底力を実感しました。
トレーニングの後はいよいよホームステイ先のホストファミリーとご対面です。
それぞれのファミリーがグラウンドまで迎えに来てくれました。
代表してウエキももサロワンがホストファミリーの皆さんに英語でスピーチ。
沢田寧音&宮武つぐみがお世話になるLin&Sophia's Family
木田遥&中野梨緒とMaya &Milla’s Family
上田妃茉里&高橋あすかのSonya&Liv’s Family
ウエキももサロワンとTalia's Family。ももは一人でホームステイに挑みます。
鳥山あゆ美&諸田心優はKaylee's Family
伊藤里保&湯ノ口愛佑菜はMin Joo's Family
越智想予も一人でホームステイに挑戦。Tahra's Familyのお世話になります。
明日の午前中はスタンフォード大学の施設見学をするので、それぞれのファミリーにスタンフォード大学の女子サッカー部のグラウンド前まで車で送ってきてもらえることになっています。さて明日の集合の時に今晩の様子を聞くのがとても楽しみです。
伊藤里保
私は初めて海外の選手とトレーニングをしました。この合同トレーニングでは積極的に英語でコミュニケーションを取ることを意識して取り組みました。トレーニングの中でパス交換などではコミュニケーションが取れていたけど、プレーの指示は難しくてあまり思い通りにすることが出来ませんでした。でもお互いにジェスチャーや簡単な単語で伝えることは出来ました。アメリカの選手たちは球際が強く、パススピードも速かったです。この合同トレーニングを通して日本では経験することができない英語だけのトレーニングやサッカーのレベルを身近に感じることが出来たことは良かったです。明日からの試合では相手のパススピードに注意しながら自分の良いところを出せるように頑張ります。USA CAMPが行えていることへの感謝を忘れず一生懸命に取り組みます。
木田遥
合同トレーニングでは初めてアメリカの選手とトレーニングをしました。初めは緊張していたけれどみんながとてもフレンドリーで私たちを歓迎してくれていました。トレーニングではコーチの説明やルールなどわからないことも多かったけど、単語を聞き取って考えたり、近くの選手に聞き直したりして積極的にコミュニケーションを取れたので良かったです。アメリカの選手とプレーして思ったことはパススピードが速かったことです。雨の影響もありましたがパスがとても早く日本との違いを感じました。これから3日間のサッカーでたくさんのことを吸収して自分の成長につなげたいです。
高橋あすか
私は初めてのホームステイで全く英語がわからないのでちゃんとコミュニケーションを取れるか不安でした。でもホームステイ先の家族みんながとても優しく、片言の英語でもわかってくれたり、スマートフォンの翻訳アプリを使ったりしてちゃんと会話ができました。部屋に入るとたくさんのサッカーのメダルがあり、ポジションを聞いたらストライカーだと言っていたのでとても良い選手なんだと思いました。家には可愛い犬が2匹いて走ってお出迎えしてくれました。私が寝ている時にそっと横に寝に来てくれてとてもかわいかったです。家族みんな親切に私たちに接してくれたので失礼がないようにしようと思いました。
ももサロワンウエキ
ホストファミリーの家族の方々とお会いして、最初は少し緊張しましたが一緒に夜ごはんを食べて普段の家族の雰囲気を感じると緊張は解けてもっともっと話をしたいと思いました。会話の中でわからない言葉があった時はもう一度ゆっくりわかりやすいように伝えてくれてとても会話に入りやすかったです。アメリカの生活を知るだけでなく、ファミリーの方々に日本を知ってもらえるように一緒に日本の歌を聞き、意味を教えたりしました。ホームステイの残り3日間でより家族の方々と仲良くなれるように積極的に会話に入ったり自分の思っていることをうまく英語で伝えられるようにすることと相手のことを知れるようにようにたくさん質問していきます。
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