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JFAアカデミー堺でマナーセミナーを実施
2018年09月05日
JFAアカデミー堺では、サッカーのトレーニングのみならず、社会的な教育にも取り組んでいます。
JFAアカデミー堺では8月27日(月)、今年度第1回目のマナーセミナーを実施しました。
このマナーセミナーを初めて受講する7期生(中1)は、相手を思いやる気持ちを目に見える形で行動にしたり、言葉に表す「マナーの基本」となる考え方を学びました。5、6期生(中3、2)は、相手にとって気持ちの良いお辞儀の角度やあいさつ時の表情など、講師のアドバイスを細かな部分まで真剣に聞き、実践しました。
アカデミー生コメントコメント
徳弘海羽 選手(中3:5期生/FCヴィトーリア)
私が今回のマナーセミナーで一番印象に残っていることは、コミュニケーションをとる上で、自分が話すこと以上に、相手の話を聴くことも大切だということです。私は、初対面の人や目上の方と話をするときに、緊張して上手く話が続かない時があります。そのような時は、今回学んだ、相手が答えやすい質問を投げかけてみることや、相手の話を目を見てしっかり聴くことを実践したいと思います。また、あいさつの仕方も学び、姿勢や声の出し方を練習しました。自分の気持ちを表情やお辞儀などの行動で伝えられるように、気持ちの良いあいさつを実践していきたいです。思いやりの気持ちを持ってマナーを守ることは、相手に良い印象を与えられるだけではなく、自分も気持ち良くなると思います。日常生活の中で相手にとっても自分にとっても気持ちの良いコミュニケーションをとれるように、今回学んだことを実践していきたいです。
正木美里 選手(中2:6期生/Atletico FeminA)
今回の講義では、あいさつや自己紹介について学びました。一人ずつ前に出て、あいさつと自己紹介を練習しました。発音の仕方やお辞儀の角度など、細かく指導してもらいました。笑顔であいさつをしてから、口の形を「あいうえお」とはっきりと開けて発音することを練習しました。お辞儀は、人に出会った時などにする会釈は15度、丁寧なあいさつやお礼のお辞儀は45度、謝る場面では90度といった、場面によって使い分けがあることを学びました。その時、頭から倒すのではなく胸から倒すことを意識すると綺麗な姿勢になるとアドバイスをもらって練習しました。場面によって角度を使い分けるのは難しかったです。普段何気なく行っていることも、こうして細かく教えてもらうと、できていないことが多いことがわかったので、この機会にもう一度自分のマナーや身だしなみを見つめ直して、学んだことを実践できるようにしていきたいです。
古田彩瑛 選手(中1:7期生/ASハリマアルビオンユース)
初めてのマナーセミナーでした。私が印象に残ったのは、初対面の人に会ったときの第一印象についてです。第一印象というのは、顔を合わせてから3秒間の間に、3カ所で判断していることが多いそうです。一つ目は表情です。にこにこと明るい表情であいさつすることが大切です。二つ目は身だしなみです。自己表現であるおしゃれと、身だしなみに気をつけることは違い、相手にとって嫌な気持ちにならないように服装や髪型を整えることが身だしなみに気をつけることだと知りました。そして最後に、真っすぐと良い姿勢で立つことが大切だと学びました。心は相手に見えないから行動や言葉で表すことで気持ちを相手に伝える、それがマナーの基本である、と教わりました。サッカーをしていると、試合などのいろいろな場面で相手チームや運営のスタッフや審判の方々といったたくさんの人に出会います。そのときに、相手にとって気持ちの良い態度であいさつをしたり話ができるようにしていきたいです。