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田植え体験 ~JFAアカデミー熊本宇城ダイアリー~

2017年06月29日

田植え体験 ~JFAアカデミー熊本宇城ダイアリー~

本格的な梅雨を迎えました。ジメジメとした気候にも負けず、アカデミー生たちは毎日元気に過ごしています。6月22日(木)の振替休日を利用して、去年は震災の影響で行えなかった田植えを体験してきました。

日本人がほぼ毎日食べる食物といえば、お米です。古来、稲作が日本に伝わってから米作りは日本の文化に大きな影響を及ぼしました。そんな日本人の生活に深く根付いている米作り。今回の田植え体験で、日本の伝統文化を知り、そして八十八の手間がかかると言われる米作りの大変さを知ることができたのではないでしょうか。

運営委員会が中心となって玄関前に集まります。

アカデミーから約3キロ離れた田んぼまで走って向かいます。到着した時にはみんな汗びっしょりでした。

こちらが田植え体験をさせていただく約10アールの田んぼです。

毎回お世話になっている徳永さんから田植えの方法を教えていただきました。苗は3本~4本持ち、人差し指の第2関節まで植えるのが目安という説明を受けたあと、グループを2つに分けて早速実践です。

 

このように1つのグループが苗を植え、もう1つのグループが苗を投げて進めていき半分までいったら役割が交代です。苗をうまくキャッチできるかできないかで盛り上がり、中には失敗して田んぼの水が跳ねて泥だらけになってしまう選手も。

後ろへ下がりながら、等間隔になるように丁寧に植えていきます。

シャツがきれいな7期生の山本将(アルバランシア熊本)ですが、このあと...

苗ではなく、泥が飛んできたようです。

墨屋コーチも丁寧に苗を植えていきます。

苗を等間隔で植えるための目印になるロープを引っ張っている須藤コーチ。どこに苗を植えるか、基準を示すために重要な役割です。

西條コーチも田植えは初体験。思ったよりも深さがあったようで、びっくりしていました。

髪の毛を欲しがる7期生の井澤秀輝(ソレッソ熊本)

初めての田植えにテンションが上がってこの表情。9期生の濱内健輝(IBUKI北九州)

 

しかし、はしゃぎすぎて足をとられ尻餅をついてしまいました。

8期生:片山捷真(左:太陽スポーツクラブ熊本)、8期生:小西龍馬(中央:V・ファーレン長崎U-15)8期生:神﨑諒(右:プログレッソ日向FC)

7期生:勝木翔也(左:カティオーラFC)8期生:永原大夢(中央左:FCソレイユ)9期生:岩川晴彦(中央右:ソレッソ熊本)9期生:松延輝(右:UKI-C.FC)

7期生:永吉飛翔(左:FCアラーラ鹿児島)7期生:上田瑞季(右:UKI-C.FC)

約2時間後、田んぼにびっしり苗を植えることができました。苗が斜めになっていたりしていて、しっかり育つか心配になりましたが、1週間後にはちゃんと真っ直ぐ立つとのこと。それを聞いて安心しました。

6日後、早速見てきました。土日の大雨にも負けず、すくすくと育っています。これからの成長と秋の収穫がとても楽しみです。

ひとつひとつ丁寧に苗を植える作業を通して、お米を育てる農家さんの苦労や、農家さんへの感謝の気持ち、毎日食べているお米がどのように作られているかを学ぶことができ、アカデミー生にとって貴重な体験となりました。最後になりましたが、田植え体験をさせていただいた徳永さん、本当にありがとうございました。

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