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アカデミー今治 アカデミー今治の日常 ~JFAアカデミー今治 スタッフ通信Vol.1~
2018年07月30日
JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。
JFAアカデミー今治の初回のレポートを担当するのは、安藤信也コーチです。
4期生入校
JFAアカデミー今治のGKコーチの安藤信也です。今年2月に就任しました。JFAアカデミー今治は現在、2期生から4期生までの34名([中3]10名、[中2]12名、[中1]12名)が在籍し、常駐スタッフ7名で運営されています。今年の3月に1期生が卒校し、4年目。4月に入校してきた12名の4期生も入校当初は緊張した様子が見られましたが、徐々に慣れ、現在は先輩たちと仲良く共同生活を送っています。
トレーニング
トレーニングは基本的に月曜日がオフで、火曜日から木曜日は桜井海浜ふれあい広場サッカー場で行います。下校後、すぐにトレーニングの支度を済ませ、バスで移動します。週末帰省型のため金曜日は帰省日となるので、この日はアカデミー寮内のグラウンド(校庭)でのトレーニングになります。JFAアカデミー今治は旧上朝小学校を廃校利用していて、自由に校庭が使用できます。その校庭には「JFAグリーンプロジェクト・ポッド苗方式・芝生化モデル事業」により無償で提供された13,600株のポッド苗を植え、維持管理をしています。
選手たちは、週末や長期休暇は所属しているチームに戻って活動をしています。所属チームの公式戦であるリーグ戦やJFA全日本U-15女子サッカー選手権大会の予選を通して真剣勝負の厳しさを感じ、日々のトレーニングに取り組んでいます。
個々のスキルアップのための基本技術の徹底と反復、習慣化、さらには自動化できるようにトレーニングを積み上げ、お互いに切磋琢磨しています。日頃のトレーニングの成果を発揮するために、多くて月2回、地元の男子クラブチームとのトレーニングマッチも行っています。自分たちよりもスピードや体格で上回る選手たちとの試合では、初めはなかなかうまくいかず負けることもありましたが、日々のトレーニングでの成果が見え始め、1学期が終わる頃にはゲームを支配して勝利することもでき、選手の成長が見られました。
攻撃では「観て」判断してプレースピードを上げることにトライし、守備ではオフザボールのポジションをとり続けることで、球際にしっかりとチャレンジできることを失敗しながら経験しているところです。選手たちは日常から変え、自分自身の夢や目標に向かって日々の生活から意識して少しずつ進んでいます。