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サッカー界のレジェンドたちが自身の体験をシェア~#REACHOUT~
2021年08月12日
国際サッカー連盟(FIFA)は精神疾患の症状への意識向上や助けを求めることの重要性そして日々のメンタルヘルス対策を推奨するために#REACHOUTキャンペーンを立ち上げましたので、サッカーファミリーの皆さまへご案内いたします。
うつ病は病気であり、決して弱さではない
FIFAは様々な精神疾患の症状への意識向上や助けを求めることの重要性、そして日々のメンタルヘルス対策を推奨するために#REACHOUTキャンペーンを立ち上げました。新旧の選手たちの協力の下、FIFAはメンタルヘルスに関する意識啓発の重要性を強調しています。
この#REACHOUTキャンペーン立ち上げに際し、FIFAのインファンティーノ会長は次のように述べています。
「このキャンペーンはメンタルヘルスについての意識を高め、命を救う会話を促進する上で非常に重要な役割を担っています。FIFAビジョン2020~2023年では、サッカーを通じて社会に貢献することを公約しており、この重要なイニシアチブに貢献してくれた選手たちと関係者の皆さんに感謝します」
「うつ病や不安障害を患う人の数は世界中で年々増加傾向にあり、特に影響を受けやすいのが若年層とされています。家族や友人、専門家と話すことが重要です。FIFAはWHOの支援の下、人々に#REACHOUTする(手を差し伸べる)ことの重要性を伝えるこのキャンペーンを立ち上げられたことを誇りに思います」
このキャンペーンでは多くのサッカー界のレジェンドたちが登場。自身が経験したうつ病の話を紹介しています。
世界中で2億6000万人以上がうつ病に罹患しており、すべての精神疾患の約半数は14歳までに始まるとされています。また、自殺は15歳から29歳の若年層では4番目に多い死因となっています。現役サッカー選手のうち、23%が睡眠障害に苦しんでいると報告し、9%がうつ病に、7%が不安障害に苦しんでいます。引退した選手の間ではこれらの数字は増加傾向にあり、28%が睡眠障害を、13%うつ病、そして11%が不安障害に苦しんでいると報告されています。(情報提供:FIFPRO)
新型コロナウイルス感染症の世界的流行は、在宅勤務、失業、学校の閉鎖、社会的孤立など様々な形で世界中の人々に多大な影響を及ぼしています。メンタルヘルスに問題を抱える人々の多くは治療へのアクセスが損なわれ、より大きな影響を受けています。
「新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続く中、心身の健康に気を配ることはこれまでになく重要である」と、WHOの事務局長Tedros Adhanom GHEBREYSUS博士は述べています。「WHOはFIFAが主導する#ReachOutキャンペーンを支援し、人々がメンタルヘルスについて話す機会を作り出す手助けができることを嬉しく思います。」
FIFA.comでは、レジェンドや現役選手、そして特別ゲストがそれぞれの実体験を元に話をしています。
FIFA launches #ReachOut campaign for better mental health (EN 1)
FIFA launches #ReachOut campaign for better mental health (EN 2)
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