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~JFAのアジア貢献活動をより安定、拡大させるために~ 「JFA DREAM ASIA PROJECT」立ち上げ
2009年09月10日
日本サッカーがJリーグ誕生を機に飛躍的な発展を遂げて以降、日本サッカーは、アジア諸国からサッカー発展への協力を求められるようになりました。これに伴い、日本サッカー協会(JFA)は2002年より「JFAアジア貢献事業」を積極的に展開し、サッカーの発展途上にある国やサッカー新興国に対し、指導者を派遣したり、ユース育成や人材養成に力を貸すなどの支援活動を行っています。
JFAは、この「JFAアジア貢献事業」を今まで以上に安定させ、拡大させることを目的に「JFA DREAM ASIA PROJECT」を今年立ち上げ、本事業を支援して下さる企業を募りながら、より一層、アジアサッカーの発展に寄与したいと考えています。
「サッカーと社会貢献」、「JFAアジア貢献事業」、「JFA DREAM ASIA PROJECT」
1.サッカーと社会貢献
アジアで一番盛んなスポーツはサッカーです。FIFAの統計によると、アジアでは85百万人以上のプレーヤーがいるそうです。そこに子どもたちがいて、サッカーを楽しめる環境と有能な指導者がいれば、仲間と力を合わせて勝利を目指す喜びやチームワーク、フェアプレーの大切さを子どもたちは身を持って体験することができます。
JFAは、「サッカーを通じて豊なスポーツ文化を創造し、人々の健全な発達と社会の発展に貢献する」という理念のもと、「JFAアジア貢献事業」に取り組んでいます。
2.「JFAアジア貢献事業」の目標
「アジアを世界のサッカー先進地域へ」
アジアのレベルアップなくして日本の真のレベルアップなし。
各国間における多様性の融合と連携を強固なものにし、共存共栄を目指します。
3.「JFAアジア貢献事業」でアジアのサッカー発展を目指し、実施しているプログラム
指導者・審判インストラクターの派遣
※JFAから先方協会に対して、直接、指導者や審判インストラクターを派遣するほか、独立行政法人 国際協力機構(JICA)とタイアップして派遣している国もあります。
ユース年代チームのキャンプ受け入れや選手のトレーニングの受け入れ
指導者・審判インストラクター向けの講習会の開催(インターナショナルコーチングコース、インターナショナルレフェリーインストラクターコースの開催)
資金的支援
アジア諸国で開催するユース年代の大会の運営費等の助成金の提供
物的支援
ボールの提供(社団法人 日本ユネスコ協会連盟との協働)