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JFA 第44回全日本U-12サッカー選手権大会
JFA 第44回全日本U-12サッカー選手権大会
2020/12/26(土)~2020/12/29(火)

島根県

大会公式グッズ

大社少年サッカークラブが熱戦を制し3年ぶり8回目の全国へ

大社少年サッカークラブ 3-2(前半1-1、後半2-1) 長久少年サッカークラブ

JFA 第44回全日本U-12サッカー選手権大会 島根県大会の決勝が11月23日、島根県立浜山公園陸上競技場で行われました。決勝は3年ぶり8回目の全国大会を狙う大社少年サッカークラブと初めての全国大会を目指す長久少年サッカークラブの対戦となりました。

前半は大社がサイドを起点に、長久がスピードのあるFWを起点に攻撃を仕掛けました。5分に大社は曽田悠介選手からのスルーパスに左から植木天真選手が抜け出してゴールに流し込み、先制点を奪いました。すると8分、今度は長久が相手のクリアボールを岩谷寛汰選手がヘディングでスペースへ流し、それを受けた小林蒼生選手が左足でシュート。GKが弾いたボールを拾った岩谷選手が右足でゴール、すぐに同点に追いつきます。その後の中盤での攻防では、長久は大谷七聖選手や生越海樹選手の速いプレス、大社は阿部龍平選手や井川瑛斗選手を中心としたカバーリングで、お互い安定した守備で1-1のまま前半終了となりました。

後半は立ち上がりから大社が右サイドで起点をつくり、恒松暖人選手、野津陽向選手が中心となりボールを保持しながら主導権を握ります。21分に右からのスローインで大社の中尾朱佑選手がボールを収め、その落としを恒松選手が左足でシュートしますが、これは枠を越えていきました。さらに23分には右サイドからの恒松選手のクロスに植木選手がダイビングヘッド、長久のGK福田蒼空選手が鋭い反応ではじき出します。しかし27分、長久がゴールキックから一瞬の隙をついて裏のスペースに抜けた岩谷選手が倒れ込みながらもゴールに流し込み、勝ち越しました。勝ち越された大社でしたが、29分にピッチ中央でボールを受けた中尾選手がそのままドリブルで3人をかわし、ゴール左隅に決めてすぐに同点に追いつきました。33分には縦パスをインターセプトした大社の井川選手がそのままドリブルでペナルティエリア内まで持ち込み、左足の強烈なシュートを決めて逆転。その後も一進一退の攻防が続きますが、得点は入らずタイムアップ。大熱戦を制した大社が3年ぶり8回目の全国大会出場を決めました。

監督・選手コメント

永見正己 監督(大社少年サッカークラブ)
相手チームの2人のトップの選手を抑え、大社のリズムでサイドから仕掛けるサッカーを展開出来るかがポイントだと考えていました。ミスから失点はしましたが,連動した守備でチャンスを作らせないようにすることはできたと思います。縦のスピードとパワフルな攻撃に対してしっかりと前から守り、サイドから多彩な攻撃を仕掛けることができたことは全国の舞台でも戦えるという自信を持つことができた試合でした。全国大会ではチームの目標であるベスト8を目指して全力で戦いたいと思います。

植木天真 選手(大社少年サッカークラブ)
決勝では先制した後、すぐに逆転されて苦しい試合でしたが、諦めずに戦うことができました。後半は大社の得意なサイド攻撃ができて、逆転できました。全員が最後まで前を向いて自分たちのサッカーを続け、仲間を信じて戦うことが勝利につながったと思います。

井川瑛斗 選手(大社少年サッカークラブ)
相手チームのツートップに競り負けないようにしっかり体を当てて抜かれないように気をつけていました。ゴールシーンではみんながつないできたパスを絶対決める!という気持ちでシュートを打ちました。シュートが決まった瞬間はすごくうれしかったです。全国大会では今まで練習してきた成果を出し切り、ベスト8に入りたいです。

優勝 大社少年サッカークラブ
準優勝 長久少年サッカークラブ
3位 / 4位 淞北フットボールクラブ / 四絡サッカークラブ
努力賞 四絡サッカークラブ

  • 準優勝:長久少年サッカークラブ

  • 3位:淞北フットボールクラブ

  • 4位:四絡サッカークラブ

開催期間

中央大会

11/15(日)〜11/23(月)

決勝会場

出雲市浜山公園陸上競技場

出場チーム

出場チーム一覧(PDF)はこちら

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