岐阜県
翼SCレインボー垂井 創立24年目で悲願の全国大会出場!
翼SCレインボー垂井 2-0(前半1-0、後半1-0) 美濃加茂コヴィーダJFC
JFA第44回全日本サッカー選手権大会 岐阜県大会の決勝が11月22日に長良川球技メドウで行われました。新型コロナウイルス感染対策のため、入場制限が設けられた開催となりました。
決勝は、川島SSSを5-0、鵜沼第一SSを6-0、メジェール岐阜穂積を2-1で勝ち上がり決勝に進んだ西濃地区の翼SCレインボー垂井と名森SSSを1-0、ISS.FC1-0、岐阜VAMOSを1-1 PK2-0と勝ち上がり決勝に進んだ中濃地区の美濃加茂コヴィーダJFCとの対戦となりました。
レインボーのキックオフで始まった試合は開始5分、中央付近のドリブルからレインボー三輪凱輝選手が思い切りよくシュート。ゴール上にはずれましたが、レインボーが少しずつペースを握り始めます。試合が動いたのは7分、レインボーがコーナーキックを獲得します。川上尚馬選手と三輪選手のショートコーナーから川上選手がゴールを決め、レインボーが先制します。対するコヴィーダもレインボーのゴールキーパー安藤悠丞選手が前へ出ているところに都竹亮也選手のループシュートや後藤稜大選手のシュートでゴールを目指しますが、惜しくも外れます。その後、一進一退の攻防が続きますが、両チーム共に得点が入らず1-0レインボーのリードで前半を折り返します。
コヴィータのキックオフで始まった後半25分には、コヴィータの都竹選手がシュートを放ちますが、キーパー正面で得点には至りません。一方、レインボーもフリーキックを獲得。直接ゴールを狙いますが、枠を捕らえることは出来ません。ややレインボー優勢でゲームが進みます。再びゲームが動いたのは30分。レインボー三輪選手が中央でパスを受けターン、ディフェンダーを一人かわしてシュート。2-0と突き放します。レインボーは、何とか1点を返そうとするコヴィーダの反撃を厳しいチェックでボールを奪い、巧みにボールをつないでゲームを進め、そのままタイムアップ。2-0でレインボーの勝利となりました。翼SCレインボー垂井は創立24年目にして初の全国大会出場を決めました。
監督・選手コメント
伊藤隆文 監督(翼SCレインボー垂井)
選手全員が強い気持ちで全国大会出場を目指し、日々の練習に取り組んできました。決勝はコーナーキックから先制点を奪うと粘り強く守備をする時間が増えましたが、追加点を奪い試合を有利に運ぶことができました。悲願の全国大会出場を果たし、新たな歴史を刻むことができて本当に嬉しく思います。全国大会では1次ラウンドを通過し、決勝トーナメントに進出することを目標に、残り少ない日々を練習して過ごしたいと思います。
川上尚馬 選手(翼SCレインボー垂井)
僕は全日の前に骨折をして大会に間に合うか不安でしたが、お母さんが毎日病院に送り迎えをしてくれたお陰で試合に出ることができました。そして決勝ではこれまで6年間で積み上げてきたものを発揮できたので、岐阜県で優勝することができたと思います。全国大会では今まで応援してくれた人たちに感謝し、自分の全力を尽くして戦いたいと思います。
三輪凱輝 選手(翼SCレインボー垂井)
決勝では、“全員で攻め全員で守る”という自分たちのサッカーの中で、狭いところでも相手を崩しゴールを奪うことができました。全国大会でも自分たちらしさを生かして、相手を崩し、仲間と共に常にゴールを狙いたい。全国の強いチーム相手にどれだけできるか楽しみです。他のチームからも応援をもらったので、岐阜県の代表としてまずは1次ラウンドを突破し、全国制覇を狙いたいです。
優勝 | 翼SCレインボー垂井 |
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準優勝 | 美濃加茂コヴィーダJFC |
3位 | メジェール岐阜瑞穂F.C. / スポーツクラブ岐阜VAMOS |
努力賞 | 美濃加茂コヴィーダJFC |
準優勝:美濃加茂コヴィーダJFC
3位:メジェール岐阜瑞穂F.C.
3位:スポーツクラブ岐阜VAMOS