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東京藝術大学の授業でJFAの社会貢献活動を映像化に取り組む
2018年11月08日
本年4月9日に公益財団法人日本サッカー協会(JFA)は、国立大学法人東京藝術大学と芸術およびスポーツを通じた社会貢献活動の推進に関する連携協定を締結しました。本協定は、東京藝術大学が持つ人的・知的資源と連携することによって、社会貢献につながるJFAの様々な活動を可視化し、社会に広く発信することを目的にしています。
この連携協定に基づき、国立大学法人東京藝術大学ではJFAの社会貢献活動を映像化する社会人向け講座「DOOR(Diversity on the Arts Project)」の特別講座が4月に開講しました。社会人32名と現役藝大生1名の33名が JFAの社会貢献事業をSDGs(17の国連開発目標)との関連にそって、グループごとにそれぞれテーマを設定し、1年かけて映像制作に取り組んでいます。
各グループの受講生は、5月6日(日)の日本サッカーミュージアム(東京都文京区)でのブラインドサッカー体験会に始まり、ひたちなか多目的広場でのポット苗の植付け作業、サッカー通りの夏祭りや東京ドームのユニクロサッカーキッズでのボランティアなど、JFAの行事や関わるイベントに積極的に参加し、映像を撮影したり、JFA公式ウェブサイトの写真や映像を使用し、独自に撮影した映像なども加え、課題映像に取り組んでいます。
10月29日(月)には課題映像の編集状況報告会が行われました。5つのグループは「パス、二面性(世間の思うJFA/社会貢献活動)、多様性、ワークショップ、芝生」のテーマに沿ったの映像の制作状況を報告し、日比野克彦美術学部長がコメントを加えていきました。
受講生は2019年1月21日(月)課題の最終発表会に向け、日比野学部長のコメント受け各グループで協力し、よりパワーアップした映像づくりを目指していきます。
DOOR 特任助教 コメント
田中一平 特任助教
東京藝術大学とJFAの連携協定における最初の一歩として、全くの手探り状態から始めています。ご自身で仕事を持っている受講生も多くまた、授業以外にも DOOR(Diversity on the Arts Project 愛称:DOORプロジェクト)本講座も同時に行われていて、映像化をどのように進めていくのかが課題でした。しかし、各班で試行錯誤しつつも日比野克彦美術学部長指導のもと1月の最終発表に向けて、更に素材を収集して仕上げていきたいと思います。
DOOR 受講生 コメント
薮田雪子 さん
東京藝術大学 Diversity on the Arts Project(愛称:DOORプロジェクト)の受講生として4月から学んでいます。私たちの班では、JFAの社会貢献事業のうち「グリーンプロジェクト事業」から様々なことを学びました。ポット苗の植え込み体験をした後に、JFAがなぜこの事業を行っているのか、長く広くする事で何が生まれるのかなどについて、3名のグリーンキーパーの方々にお話を伺いました。みなさんの言葉に共通していたのは、「芝生化は、こどもたちの未来へ希望のメッセージ」ということです。プロジェクトの最終発表では、JFAからのメッセージを一人でも多くの皆さんに届けることができるように、そして「自分たちのまちでもグリーンプロジェクト事業をしてみたい」と思っていただけるような作品を発表するつもりでメンバー全員頑張っています。
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