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Japan's Way
日本サッカーが目指すゴールは「世界一、サッカーで幸せな国」になること。そのゴールを切り開いていくための羅針盤となるのが、2022年に発表した「Japan's Way」です。「フットボール・カルチャーの創造」「望まれる選手像」「プレービジョン」「将来に向けた日本のユース育成」「フィジカルフィットネスの未来」「将来のサッカーコーチ」「フットボールファミリーの拡大」で構成されており、そこに記したビジョンや指針を全国のサッカー関係者と共有し、議論を重ねながら、日本サッカーの力を結集できる体制を構築しています。
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なでしこvision
JFAは2007年、「世界のなでしこになる。」というビジョンの下、「サッカーを女性の身近なスポーツにする」「なでしこジャパンが世界のトップクラスであり続ける」「世界基準の『個』を育成する」という3つの目標を掲げました。その後、時代や社会の流れに鑑み、「そして、女性が輝く社会を」の記述を加えました。女子サッカーに関わる人だけでなく、サッカー界全体で共有すべきこととしています。
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女子サッカー発展のためのマスタープラン
なでしこvisonに掲げる3つの目標を実現するために、2016年、女子サッカーの課題とその具体策を記した「女子サッカー発展のためのマスタープラン」を発表しました。状況や社会の動きに合わせて随時アップデートしています。
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日本代表アイデンティティ
日本代表選手やナショナルコーチングスタッフ、チームスタッフなど日本代表に関わる全ての人が大切にすべき共通の価値観として、「誇り」「責任」「礼節」「団結」「覚悟」という5つのキーワードからなる日本代表のアイデンティティを掲げています。
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なでしこジャパンのパーパス(存在意義)
なでしこジャパンのパーパス(存在意義)は、「自分らしく挑戦する象徴であること」。このことこそがなでしこジャパンの普遍的な価値であり、その象徴として人々に勇気を届ける存在でありたいと考えています。なでしこジャパンは、誰もが意志を持って夢や目標にチャレンジし、一人一人が輝く社会を実現するために、「BE YOUR BEST SELFー最高の自分であれー」を胸に世界をエンパワーしていきます。
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リスペクト・フェアプレー活動
「フェアプレー」は日本サッカーが誇りとするところです。フェアプレー精神に溢れる白熱のゲームは、全ての人々に感動と興奮をもたらします。それがスポーツの原点であることは言うまでもありません。JFAは、リスペクトを「大切に思うこと」として、 サッカーに関わるすべての人、もの、環境を大切に思う精神の浸透を図っています。また、差別や暴言・暴力のほか、SNSなどで発信される誹謗(ひぼう)中傷などの根絶にも力を注いでいます。
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大切に思うこと
2008年、JFAは「リスペクトプロジェクト」をスタートさせました。以来、リスペクトを「大切に思うこと」として、その精神を広く浸透させていくためのPRやイベントなど各種啓発活動を行っています。
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JFAセーフガーディングポリシー
JFAは2019年、ユニセフの「子供の権利とスポーツの原則」に賛同し、それを参考に「JFAサッカーファミリー安全保護宣言」を発表しました。JFAが創立100周年を迎えた2021年には、安全保護に一層の力を注ぐべく、次の100年に向けた指針として「JFAセーフガーディングポリシー」を策定しました。この指針を多くの人々と共有し、誰もが生涯を通じてスポーツを楽しめる環境を広げ、人々の心身の健全な発達と社会の発展に寄与していきます。
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アクセス・フォー・オール
JFAは2024年、アクセス・フォー・オール宣言を行いました。これは誰もがサッカーの「する」「見る」「関わる」にアクセスできる、多様な機会と選択肢を持続的かつ確実に届けようというもので、SDGsの理念でもある「誰一人取り残さない」社会の実現に資する活動です。この宣言の下、LGBTQ+や障がい者、外国人(人種)、社会経済階級(貧困)などあらゆるマイノリティーを含むサッカーファミリーが、気軽にサッカーにアクセスできる機会と選択肢を届けていきます。
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社会的価値の追求
世界には紛争や貧困、人種差別、地球温暖化などさまざまな問題が横たわっています。スポーツでそれらの問題を解決することはできませんが、スポーツには国籍や人種、民族、宗教などの枠を超えて人々を結びつける力があります。JFAは、世界で最も愛されているサッカーを通じて国際交流や相互理解を促進し、持続可能で、多様性が尊重される社会づくりを目指しています。