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Sultanate of Omanオマーン

オマーン
Sultanate of Oman

面積 人口 首都 言語
30.9万㎢ 497万人
(2019年)
マスカット アラビア語

オマーンサッカー協会
Oman Football Association(OFA)

設立/FIFA加盟最新FIFAランキング
(※2021年9月16日発表)
1978年/1980年 78位
FIFAワールドカップ出場日本代表との対戦成績(直近5試合)
出場なし 4勝 1敗(10得点 2失点)
オマーン

1990年FIFAワールドカップイタリア大会からアジア予選に参加しているオマーンはこれまで多くの外国人監督を招聘しながらレベルアップに努めて来た。日本とはワールドカップ予選の同じグループになることが多く、特にオマーンのホームゲームでは日本を苦しめた。

2010年FIFAワールドカップ南アフリカ大会のアジア二次予選で日本と対戦し、日本ホームの試合ではDF中澤佑二、FW大久保嘉人、MF中村俊輔が得点する形で3-0と勝利したが、2008年の6月にオマーンのマスカットで行われた試合は猛暑の中で序盤にオマーンが先制。後半にMF遠藤保仁のPKで日本がなんとか追いつき、1-1の引き分けに終わった。同グループは日本が1位、バーレーンが2位で、オマーンは惜しくも3位で最終予選を逃した。

オマーン

2014年FIFAワールドカップブラジル大会に向けてはフランス人のポール・ルグエンに率いられ、強豪サウジアラビアを退けて最終予選に勝ち進むと、再び日本と対戦することになった。初戦で日本に本田圭佑のゴールなどで3-0と完敗したものの、オーストラリアとホームでスコアレスドロー。その後も当時プレミアリーグのウィガンでプレーしていた守護神のGKアリ・アル・ハブシを中心とした強固な守備をベースに接戦を繰り広げた。

2012年の11月に行われたホームの日本戦では前回の二次予選ほどではないものの、35度と言う気温の中で日本はDF長友佑都のクロスからMF清武弘嗣が先制ゴール。FKから追いつかれたが、後半44分にDF酒井高徳のクロスを遠藤保仁がニアで触って、FW岡崎慎司が勝ち越しゴールを決めた。オマーンにとってはこれがホームで唯一の敗戦に。そこからイラクに勝利するなどプレーオフに可能性を残していたが、最終節でヨルダンに敗れて逃した。

2019年のアジアカップではグループリーグの2試合目で、ピム・ファーベーク監督に率いられたオマーンと日本が対戦。原口元気のPKによる得点で1-0の勝利を飾った。日本は首位通過、オマーンも3位の成績上位でラウンド16に進んだが、イランに0-2で敗れた。そのオマーンを2020年1月から指揮するのがクロアチア人のブランコ・イバンコビッチ監督だ。

オマーン

それまで堅守速攻が伝統になっていたオマーンに、ダイヤモンド型の4ー4ー2をベースとした攻撃的なマインドを植え付けた。アル・ハブシから守護神の座を引き継いだGKアル・ルシェイディを起点として、ボールをつなぐだけでなく、相手の守備が嫌がるポジションを取りながら、ファイナルサードの局面ではMFアル・ヤヒアエイやFWアル・ハジリ(下写真7番)の鋭い仕掛けで打開を図る。

オマーン

2021年6月から再開した二次予選で突破を決めたオマーンは最終予選の開幕戦に向けてセルビアで1ヶ月間の合宿を行い、アウェイの日本戦で歴史的な初勝利を掴んだことは記憶に新しい。オマーンのホーム開催となる11月の試合は2012年の試合と同じく30度を超す猛暑になることが濃厚だが、厳しい環境の中で日本がリベンジを果たせるのか注目だ。

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