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横浜FCと東京Vが勝ち点1を分け合う 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025第3節

2025年04月21日

横浜FCと東京Vが勝ち点1を分け合う 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025第3節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025は4月19日(土)と20日(日)に各地で第3節を実施しました。横浜FC・LEOCトレーニングセンター(人工芝)では、20日に横浜FCユース(神奈川)と東京ヴェルディユース(東京)が対戦しました。

ピックアップマッチ

横浜FCユース 1-1(前半1-0、後半0-1) 東京ヴェルディユース

立ち上がりから両チームがチャンスを創出します。3分に横浜FCユースのDF佃颯太選手(#10)がロングシュートを放てば、東京ヴェルディユースも8分にMF仲山獅恩選手(#10)のFKが相手GKを脅かし、13分にはCKの流れからDF山田将弘選手(#18)のシュートがポストを叩きます。

迎えた14分、横浜FCは左サイドからのCKを獲得すると、佃選手がインスイングのボールを蹴ります。「相手GKの身長が高くないので、密集をつくりながらゴールに向かうボールを蹴るよう言われていた」というキックは風に乗り、GKの動きを制限した味方選手のサポートもあって、直接ゴールインとなりました。

東京VのFW寺村智晴選手(#14)は「本来なら最初から100%の力でいかなければならないところを受けに回ってしまった」とここまでの流れを悔やみつつ、「先制されてからは自分たちのプレーができた」と振り返ったように、以降は東京Vが押し込む時間帯が増えていきます。

一方の横浜FCは、セットプレーの競り合いで頭部を強打していたMF岩崎亮佑選手(#8)がプレー続行不可能になるアクシデントが発生し、26分にMF福岡湧大選手(#17)と交代します。その後は横浜FCがFW齋藤翔選手(#9)、東京Vは仲山選手が決定機をつくりますが、いずれも得点は奪えず、横浜FCの1点リードで前半を折り返します。

後半開始早々の47分、仲山選手の強烈なシュートが相手GKを脅かしたのを皮切りに、東京Vが攻勢を強めていきます。そして61分、スローインの流れから、寺村選手が「背負って反転してシュートというイメージはできていた」という言葉通りの動きから強烈な一撃をゴールネットに突き刺し、東京Vが同点に追いつきます。

その後、両チームは最後まで高強度の攻防を繰り広げますが、ともに得点は奪えず、1-1でタイムアップ。「2点目、3点目のチャンスがあったのに決め切れなかった」(横浜FC・和田拓三監督)、「もっと決定機をつくりたかった」(東京V・小笠原資暁監督)という両指揮官の言葉が示す通り、互いに悔しさの残る結果となりました。

監督・選手コメント

和田拓三 監督(横浜FCユース)
先制した後、2点目、3点目のチャンスがあったのに決め切れず、後半も相手のプレッシャーへの対応が遅れて自分たちの流れに持っていくことができず、早い時間帯で同点にされてしまったのが一番の反省点であり、課題ですね。昨年、プレミアリーグEASTで優勝しましたが、今年は毎試合、毎試合が勝負というか、必死に戦っている感じです。けが人も多いので、個人を成長させていくという意味ではやりがいを感じています。

DF #10 佃颯太 選手(横浜FCユース)
前半の入りは悪くはなかったですし、自分たちの時間をつくってボールも握れたのですが、前半の半ばからは徐々に相手にリズムをつくられ、パスを回されて、後半はずっと相手にペースを握られて、本当にぎりぎりで勝ち点1を取ったゲームでした。得点シーンは、CKでは相手GKの身長が高くないので、密集をつくりながらゴールに向かうボールを蹴るように言われていて、良いボールを蹴ることができたので、入って良かったです。

小笠原資暁 監督(東京ヴェルディユース)
もう少しボールを動かしたかったですし、もっと決定機をつくりたかったな、というのが正直な感想です。失点シーンは風の影響もあったので難しかったかもしれませんが、防げる失点だったと思います。後半は自分たちの持ち味を出せる部分もあり、寺村が素晴らしいフィニッシュを決めてくれましたが、チームとしてはまだまだですね。日々のトレーニングと試合を100%でやって、自分たちを超えていく作業を続けることが大切だと思います。

FW #14 寺村智晴 選手(東京ヴェルディユース)
本来なら最初から100%の力でいかなければならないところ、試合への入りが悪く、受けてしまいました。先制されてからは自分たちのプレーができましたが、立ち上がりから引き締めていかないと、今後も勝利は見えてこないと思います。得点シーンは、相手を背負ったら反転してシュートというイメージはできていました。反転した瞬間に振り切ろうと思っていたので、納得できる得点でした。次節、ホームでしっかり勝ってみんなで喜びたいです。

その他の試合結果

EAST
昌平高校 3-1(前半0-0、後半3-1) 浦和レッズユース
FC東京U-18 3-2(前半1-2、後半2-0) 市立船橋高校
前橋育英高校 1-0(前半0-0、後半1-0) 青森山田高校
鹿島アントラーズユース 1-2(前半0-0、後半1-2) 柏レイソルU-18
川崎フロンターレU-18 1-1(前半0-1、後半1-0) 流通経済大学付属柏高校

WEST
ヴィッセル神戸U-18 1-0(前半1-0、後半0-0) 大津高校
名古屋グランパスU-18 3-1(前半1-0、後半2-1) 帝京長岡高校
ファジアーノ岡山U-18 0-1(前半0-1、後半0-0) サガン鳥栖U-18
サンフレッチェ広島F.Cユース 3-1(前半2-0、後半1-1) 神村学園高等部
静岡学園高校 1-1(前半1-1、後半0-0) 東福岡高校

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式X

大会期間:2025年4月5日(土)~2025年12月14日(日)
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