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S級コーチ養成講習会2021 Module1・集中講習② 受講者レポート Vol.3
2021年05月10日
3週にわたるS級コーチ養成講習会のModule1も、4月26日(月)から無事最終週を迎えました。
緊急事態宣言が発令されている4都府県とまん延防止等重点措置対象地域在住の受講生については、集合時に抗原検査を実施したうえで講習会に参加していただき、16名が揃って最終日を終えることができました。高円宮記念JFA夢フィールドがある千葉市も4月28日からまん延防止等重点措置対象地域に追加指定されたことから、一部カリキュラムを短縮し、半日早く解散しました。
module2までの間は、所属先で実践を積み、感染状況をみながら5月31日に再集合する予定です。
Module1・集中講習②
期間:4月26日(月)~4月28日(水)
4月26日(月) | 午前 指導実践 午後 ブレインストーミング:宇佐美誠(京都大学教授) プロフェッショナルコーチング論:鈴木淳 |
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4月27日(火) | 午前 指導実践 午後 プレゼンテーション実習:片上千恵(帝京大学講師/メディアトレーナー) Module1まとめ:鈴木淳 |
4月28日(水) | 午前 指導実践 |
コメント
大畑開さん(JFA)
前回に引き続き、高円宮記念JFA夢フィールドで指導実践と講義が行われました。全国で新型コロナウイルス感染者が増加するなか、感染対策を徹底しながら講習会を行うことができたことを大変嬉しく思うとともに、講習会開催に向けて様々な準備をしていただいたすべての皆様に改めて感謝いたします。ありがとうございます。
今回の講習会では3つの講義と指導実践を行いました。
一つ目はブレインストーミングの2回目の講義でした。リーダーとして相手の立場になって考えること、多くの視点を持って議論すること、たくさんの意見に耳を傾けることを学びました。
二つ目はプロフェッショナルコーチング論です。鈴木淳インストラクターから指導者の役割について実際の現場での経験をもとにお話をいただきました。印象に残っているのは「選手と一緒にピッチに絵を描く」という言葉です。選手と同じ目線に立って一緒にピッチに絵を描き、その絵を見てたくさんの人が笑顔になる、感動する。すべての講習会が終わる時には、「選手と一緒にピッチに絵を描く」ことができる指導者になりたいと強く思いました。
三つ目はプレゼンテーション実習です。前半にプレゼンテーションに必要なスキルを学び、後半は実際に受講生全員がスピーチをしてその映像を見ながら振り返りをしました。声や目線、間の取り方、ジェスチャーなど少しの工夫をすることで伝わり方が大きく変わることを学びました。
指導実践では毎回たくさんの気づきがあります。インストラクターの方々からも多くのアドバイスをいただき、終わった後にはもう一度実践をやりたいという気持ちが出てきます。受講生からもたくさんの意見をいただき、自分の見えていないものを気づかせてくれます。オーガナイズやコーチングについての意見や実際の現場での意見など、そのひとつひとつが自分自身の成長を手助けしてくれます。今後もこの仲間とともにたくさんの時間を共有し一緒に成長していきたいと思います。
冒頭でも触れましたが、コロナ禍で講習会開催が難しいなか、多くの方々のおかげで安心して安全に講習会ができることに対して感謝の気持ちを忘れず、仲間たちとのディスカッションの時間を幸せに感じながら今後の講習会に取り組んでいきたいと思います。
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