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JFAプログラム ドーピングセミナー

2009年09月19日

本日JADA(日本アンチ・ドーピング機構)から講師の小野さんにお越しいただき、
ドーピングセミナーが行われた。
今まで『ドーピング』という言葉を何度か耳にはしていたものの、細かい知識を学ぶ機会は
今回が初めてであるとともに、今後世界やアジアなどで国際大会を戦っていくためには
必要不可欠な知識となってくることもあり、選手全員興味深く小野さんの話に耳をかたむけていた。
近年スポーツ界においてドーピングに関わる問題が年々増え続けておりスポーツの発展を妨げて
いることが多いという。
ドーピングの禁止理由としては、スポーツの価値を否定する、フェアプレーの精神に反する、反社
会的行為であるなどが挙げられるが何より知っておかなければいけないのは、自身の身体を
破壊すことである。それは競技者としてだけではなく現役を退いたあとにも大きく影響する非常に
危険な行為だと言う。約1時間のレクチャーの後には活発な意見交換が行われたが、今回のレク
チャーで得た知識を日頃の生活にどのように結び付けていくかを各々真剣に考えていた。





レクチャー後はグループディスカッションを行った。約100あるキーワードからグループ毎に
数枚ずつ選びそれらのキーワードを組み合わせながらアンチドーピングに関する文章を作成した。
少々難しいキーワードがずらりと並んでいたが試行錯誤しながらもよくまとめて発表していた。
セミナーの結論としては、知らず知らずのうちに禁止薬物を摂取している可能性も十分に考え
られるので、日常から摂取する食べ物、飲み物に自分自身で責任を持つことが最も大切だと
いうこと。真のアスリートを目指すアカデミー生にとって競技力を向上させることや勝敗だけが
スポーツの目的ではなく、社会におけるスポーツの在り方を学ぶ良い機会となったに違いない。





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