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SBS国際ユースサッカーで指導者研修を実施
2014年08月20日
SBS国際ユースサッカーの開催にあわせ、8月16日(土)、17日(日)の両日、静岡県・草薙総合運動場で指導者研修会を実施しました。
初日はU-19日本代表 鈴木政一監督による講義とJFA指導者養成の須藤茂光サブダイレクターによる2014FIFAワールドカップブラジルのテクニカルスタディーをテーマとした講義およびディスカッションを行いました。
試合日となった2日目は、暴力根絶に関する講義・ディスカッション、試合分析に関する講義を実施し、SBSカップ2試合を視察しました。
暑いなか、長時間の講義となりましたが、受講者48名の積極的な参加が見られた研修会となりました。
指導者コメント
須藤茂光 JFA指導者養成サブダイレクター
今回の研修会はディスカッションの時間を多く設けました。受講生の方々の様々なご意見を聞くことができ、私にとって大変有意義な時間だったと感じています。
最初に「どんな小さな疑問でも、持ち帰らずに共有しましょう」と伝えましたが、それを受け日頃抱いている疑問や考えについて意見交換できたことは貴重でした。
日本が更にレベルアップするには、指導者が学び続けるしかありません。先のワールドカップでの日本の課題を共有し、日常の活動において参考にしてもらいたいと考えています。
暴力根絶に関しては、日頃話す機会が少ないテーマだったためディスカッションを行いました。これを持ち帰って、身近な仲間とあらためて根絶に向けた話し合いをしてもらいたいと思います。
長時間の研修会でしたが、蒸し暑い中、集中して参加いただいたことに感謝しています。
参加者コメント
横井健 氏
ディスカッションの必要性、有益さを感じることができました。「オープンマインド」で発言することの大切さを再認識するとともに、様々な考えや視点があるからこそ、話すことができると思いました。サッカーの指導について、あらためて他者に「話す」、「伝える」ことができるよう、自分自身の指導を振り返って整理する場となりました。講師の須藤さんはオープンマインドで、講義中も「質問は?」と投げかけるだけではなく親身になって答えていて、その姿勢に学ぶものが多かったです。
小田島隆幸 氏
4年前のSBSカップのリフレッシュ研修会を受講し、この年代での世界との差や違いを知るうえで非常にわかりやすく、その後の現場で活用できたことが多かったため、今回も参加を決めました。講習~観戦という流れでしたが、U-19日本代表チームの鈴木監督のチーム作り、コンセプトを聞いたうえで試合観戦ができたことが良かったです。自らの体験を交えてお話いただき、心惹かれる内容でした。須藤サブダイレクターのポイントを押さえたわかりやすい講義は、「暴力根絶」を含めて普段考えることのないテーマが多く、あらためて考えさせられる時間となりました。
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