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U-17日本代表

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ホーム > 日本代表 > U-17 2017年 > 最新ニュース一覧 > U-17日本代表スペイン遠征 2勝3分けで遠征を終える

ニュース

U-17日本代表スペイン遠征 2勝3分けで遠征を終える

2017年03月04日

U-17日本代表スペイン遠征 2勝3分けで遠征を終える

国際親善試合 第4戦 vs U-17ベルギー代表
2017年3月2日(木) キックオフ時間 10:30 (現地時間) 試合時間80分(40分ハーフ)
San Pedro de Alcántara(スペイン・マラガ)
U-17日本代表 4-1(前半2-1、後半2-0)U-17ベルギー代表

得点
6分 椿直起(U-17日本代表)
23分 失点(U-17ベルギー代表)
38分 椿直起(U-17日本代表)
55分 オウンゴール(U-17日本代表)
80分 中村敬斗(U-17日本代表)

スターティングメンバー
GK:谷晃生
DF:デュークカルロス、池髙暢希、監物拓歩、小林友希
MF:井川空、椿直起、中村敬斗、平川怜
FW:森海渡、棚橋尭士

サブメンバー
GK:青木心
DF:菊地健太、瀬古歩夢、菅原由勢
MF:福岡慎平、喜田陽
FW:山田寛人、宮代大聖

交代
HT 平川怜 → 福岡慎平
61分 森海渡 → 山田寛人

マッチレポート

「00ジャパン」は2日(木)、スペイン遠征第5戦でU-17ベルギー代表と再び対戦し、4-1で勝利しました。
 
遠征最終戦。勝利して次に繋げようと、出場した選手は序盤からアグレッシブに攻め立てます。中盤からスルーパスを受けたDFデュークカルロス選手、DF池髙暢希選手が両サイドから果敢にクロスを上げチャンスを作り出します。6分、池髙選手がMF平川怜選手とのパス交換から鋭いクロスを上げると、GKが弾いたところをMF椿直起選手が押し込み、幸先よく先制点を奪います。しかし、ベルギーも意地を見せます。9分には、CKから打点の高いヘディングシュートを放ちますが、GK谷晃生選手が辛うじて弾いて防ぎます。日本は、中盤や守備陣がボールを失う場面が増え、その後はベルギーが押し気味に試合を進めます。そして23分、右サイドからクロスを上げられると、冷静にシュートをゴール右上に決められ同点ゴールを許します。劣勢な状況が続くなか、38分、椿選手がゴール前左サイドから得意なドリブルで仕掛けてPKを獲得すると、これを自ら冷静に決めて2点目を奪います。このまま前半を2-1で折り返します。

前半リードするも自分たちのペースになかなか持ち込めない時間が続いた日本は、後半意地を見せます。1対1の球際やテクニックで相手に攻め込まれるものの、前日の試合同様、体を張って決定的なシュートまでは打たせず、同点ゴールは許しません。55分、MF中村敬斗選手が右サイドでFKを獲得すると、シュート気味に中に入れたクロスが相手に当たり、OGで3点目を奪います。一週間で5試合と連戦の疲れが出始める日本の選手たちですが、声を掛け合い、必死にゴールを狙いにいきます。試合間際の80分には、中村選手が中盤で上手くボールを受けると、そのままスピードでDFを交わし、相手GKとの1対1を冷静に制して4点目を奪います。4-1で終了し、最終戦を勝利で飾ることができました。

スペイン遠征を2勝3分けで終えた「00ジャパン」。3月中旬から行われるUEFA U-17選手権に出場する3カ国と真剣勝負ができたことは、10月に開催されるFIFA U-17ワールドカップインド2017へ向けて、チームとしても、各選手にとっても大きな経験となりました。「00ジャパン」は、2週間後に再び合流し、アメリカ遠征に臨みます。

監督・選手コメント

森山佳郎 監督
今回のスペイン遠征では、3月のUEFA U-17選手権を控える欧州の強豪3チームと5試合対戦しました。遠征前半のスコットランド戦では、連動した粘り強い守備で相手に決定機を与えず、手堅い試合ができたものの、普段の日本の環境とは異なり、なかなかシュートをフリーで打たせてもらえる時間とスペースを得ることができず、2試合連続スコアレスドローと非常に悔しい結果となりました。3戦目のロシア戦はスコットランド戦の反省を活かし、ゴールへの姿勢をより強めました。結果、PKによる得点と、サイドへ展開しクロスからのダイナミックなゴールが決まり2-1で勝利を収めることができました。遠征後半は、2015年のFIFA U-17ワールドカップで3位となったベルギーと対戦しました。2戦を通して、日本人の良さである敏捷性や組織力を活かし、1勝1分けで勝ち切ることができました。この5試合で、どの国とも互角以上に戦える自信を得るとともに、ゴール前でシュートを打つ時間は一瞬しかないという大きな課題と向き合いました。選手たちには今後、所属チームの活動でよりゴール前の質と迫力をを高めて、決定力を上げていく努力を続けてほしいと思います。

MF #10 福岡慎平 選手(京都サンガF.C. U-18)
今回の遠征では、チリで悔しい思いをしている分、欧州の強豪国相手にチームとしては勝ち癖を付け、個人としては攻守に関わって判断スピードを上げること、1本1本のパスやシュートの質を高めるという目標で臨みました。4戦を終えてなかなか勝ちきれない試合が続いたので、今日の試合は全員で闘って良い形で締めくくりたいと思っていました。勝てて良かったです。後半から出場しましたが、立ち上がりから集中して入れましたし、2得点と無失点で終われたのはチームとしても自信に繋がったと思います。個人としては攻撃に上手く参加でき、ビルドアップの時も判断スピードを上げられたと思います。しかし、遠征を通じてトラップの置き場所やパスミスが多かったので、しっかり修正していきたいです。この遠征で感じた負けない気持ち、試合中の駆け引きの大切さを意識して、次の遠征に向けて頑張ります。

FW #14 棚橋尭士 選手(横浜F・マリノスユース)
昨日はベルギーに勝てる試合を引き分けてしまったので、今日しっかりと勝ちきって遠征を終えることができて良かったです。この遠征を通じて、簡単なミスやチームメートとの連携、1対1の球際も含めて課題ばかりが目立ちました。欧州の強豪国との対戦では、判断力の早さ、ゴールへの執着心がより大事だとあらためて感じました。今回無得点で遠征を終えたことは大きな課題なので、この悔しい思いを忘れず、もっと得点能力を磨いて次回の遠征に繋げたいです。

スケジュール

2月22日(水) PM トレーニング
2月23日(木) AM/PM トレーニング
2月24日(金) 0-0 親善試合 vs U-17スコットランド代表
(Estadio La Línea de la Concepción)
2月25日(土) AM トレーニング
2月26日(日) 0-0 親善試合 vs U-17スコットランド代表
(Arroyo Enmedio)
2月27日(月) 2-1 親善試合 vs U-17ロシア代表
(San Pedro de Alcántara)
2月28日(火) AM トレーニング
3月1日(水) 2-2 親善試合 vs U-17ベルギー代表
(Estadio La Línea de la Concepción)
3月2日(木) 4-1 親善試合 vs U-17ベルギー代表
(San Pedro de Alcántara)

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※時間は全て現地時間です。

 

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