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U-16日本代表候補 国内トレーニングキャンプ 大阪・堺 活動レポート(2/7)
2014年02月08日
U-16日本代表チーム、通称「98JAPAN」にとって2014年最初の活動となる国内トレーニングキャンプが大阪・J-GREEN堺で始まりました。
今回の活動は昨年12月の沖縄キャンプと同じように、初招集メンバーが25名中13名、1999年生まれの選手が14名と半数以上選出され、マレーシアで行われたAFC U-16選手権一次予選を勝ち抜いたメンバーとの融合と、9月にタイで開催されるAFC U-16選手権最終予選突破に向けた選手層の拡大が目的となります。
(緊張感のあるアライバルミーティング)
(基礎練習に取り組む中川創と曽根大和)
(必死にボールを追う加藤潤)
午後、予定通り今回のキャンプ地となるJ-GREEN堺に到着したチームは、代表経験のある選手たちを中心に手際よくトレーニングのための準備を進め、15:30から広々した天然芝のピッチで最初のトレーニングを行いました。
過去に招集された経験のあるメンバーと初招集のメンバーでグループを分け、約二時間スタッフや選手たちの声がJ-GREEN堺のピッチに響き渡りました。
(青いビブスを着た初招集組の面々)
(繊細なキックの指導を行う吉武監督)
トレーニングを終えた選手たちは、口々に「コミュニケーションが足りない」と話していました。全国各地から集合し、わずか一回の練習で「仲間との連携をもっと強めたい」という言葉が出てきたことは選手たちのこの合宿にかける積極的な姿勢が感じられた一面となりました。
明日は雪の影響が心配されますが、午前中がトレーニング、午後は地元の興國高校と練習試合を行う予定です。
※98JAPAN=FIFA U-17 World Cup 2015 チリ大会出場を目指すU-15日本代表の呼称
監督・選手コメント
吉武博文監督
25名のうち初参加13名という比率で始まったキャンプですが、初日にしてはこれまでにない進度を感じました。1999年生まれ(中2)が14名ということもあり、動きながら止める・蹴るという技術についても飛躍的な進歩を感じた一日でした。育成年代の選手たちによくある「初日の出来が良いと、二日目・三日目と息切れする・・」という慣例に反し、日々進歩することを願っています。
梶山幹太選手(FC五十嵐ジュニアユース)
初招集の選手たちとのコミュニケーション不足と、毎度のように指摘される「相手を観る」という点を克服するのが課題です。明日からの練習で改善していきたいと思います。
下口稚葉選手(JFAアカデミー福島U15)
AFC U-16選手権一次予選以来の代表招集でメンバーも大幅に入れ替わっていました。短い期間ですが、より多くのメンバーとコミュニケーションを深めるように努力して、ピッチ内外で共鳴できるようにしていきたいです。
吉田峻選手(清水エスパルスジュニアユース)
紅白戦では考えてプレーするように意識してからは、いくつか納得のいくプレーができました。明日も引き続き常に考えながらプレーするという意識を持ちトレーニングに励みたいと思います。
また、基礎練習ではボールを止めているつもりでもコントロールできていなかったり、という曖昧なプレーだったので、細かいところにも気をつけてしっかり修正していきたいです。
スケジュール
2月9日(日) | 15:00 | 練習試合 vs.セレッソ大阪U-18 |
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2月11日(火・祝) | 10:00 | 練習試合 vs.ガンバ大阪ユース |
今後の活動予定
3/21~24 | 国内トレーニングキャンプ(横浜) | |
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4/22~5/3 | イタリア遠征 | |
5/26~6/8 | アゼルバイジャン遠征 | |
7/7~16 | 海外遠征(調整中) | |
8/4~7 | 国内トレーニングキャンプ(調整中) | |
8/26~9/3 | 直前キャンプ(調整中) | |
9/4~20 | AFC U-16選手権タイ2014 |