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なでしこジャパン候補 キャンプも折り返し、負荷の高いトレーニングでフィジカルを追い込む

2018年01月18日

なでしこジャパン候補 キャンプも折り返し、負荷の高いトレーニングでフィジカルを追い込む

なでしこジャパン(日本女子代表)候補はトレーニングキャンプ3日目の17日(水)、午前と午後の2回トレーニングを行いました。

午前はステーションを組んだ形でサーキットトレーニングを行いました。チューブに引っ張られた状態で前後左右に走って止まるものや、ハードルをくぐってからジャンプしてヘディングなど、特に下半身に負荷がかかるメニューとなり、ステーションの合間に選手たちは息を切らしていました。

午後は前日同様に室内に場所を移し、2グループに分かれて計6種類のサーキット型トレーニングを実施しました。どのメニューも、基本的に余計なウェイトなどは使わずに自重を使って行うもので、体幹を意識して正しいフォームで行うと想像以上に負荷が高く、見た目以上にハードなトレーニングです。

夜のミーティングでは前日のジャンプの計測結果がフィードバックされ、選手たちは自分の状態を他のアスリートの結果とも比較しながら知ることができました。全体としてはまだまだ課題があるという結果でしたが、広瀬統一フィジカルコーチは「それはすなわち伸びしろがあるということ」と捉え、「誰しも自分のストロングポイントがある。そこにより一層の磨きをかけ、課題があればそこにも目を向けて克服していってほしい」と選手たちに伝えました。

選手コメント

DF 宮川麻都 選手(日テレ・ベレーザ)
なでしこジャパンの活動には初参加です。年代別代表チームと比べて、みんなオンとオフの切り替えがすごいと感じています。オンの時は集中して、オフの時は明るい雰囲気で、メリハリがあります。印象的だったトレーニングが2対2にフリーマンを加えたトレーニングでした。体力的にきつい中で高い技術を求められていても、みんな上手くて驚きました。普通にリフティングをしていても上手いです。今回のキャンプでジャンプの測定をしましたが、結果として自分はまだまだでした。なでしこジャパンに呼ばれるために、そのなかで定着していくために、フィジカルの強化は必須だと感じています。ここまでフィジカルに特化したキャンプの経験もなく、筋肉痛もありますが、残りの時間を笑顔で乗り切りたいと思います。

FW 籾木結花 選手(日テレ・ベレーザ)
昨年のこのフィジカルキャンプにも参加しましたが、昨年が導入編だとすると、今年はより一層トレーニング色の濃い内容になっています。この一年間、自分自身もパーソナルトレーナーにもついてフィジカルトレーニングを実践してきました。キャンプも半分を終えましたが、いい具合にきついです。シーズンが終わったばかりでオフに入っていたこともあり、選手のコンディションも様々ですが、いつもどおりのなでしこジャパンらしい明るい雰囲気で取り組めていると思います。

スケジュール

1月15日(月) 15:30 トレーニング(味の素フィールド西が丘)【一般公開】
1月16日(火) AM/PM トレーニング【一般非公開】
1月17日(水) AM/PM トレーニング【一般非公開】
1月18日(木) AM/PM トレーニング【一般非公開】
1月19日(金) AM トレーニング【一般非公開】

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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