新潟県
グランセナ新潟FCジュニア 攻撃力と安定した守備で4年ぶり2回目の全国へ。
グランセナ新潟FCジュニア 1-0(前半0-0、後半1-0) アルビレックス新潟U-12
JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会 新潟県大会の決勝が11月2日、長岡ニュータウン運動公園サッカー場で行われました。
気温19度の最高の秋晴れの中、準決勝・決勝が行われ、共に準決勝で厳しいゲームを制し勝ち上がった、グランセナ新潟FCジュニア 対 アルビレックス新潟U-12のカードとなりました。
試合の立ち上がりは両チームともリスクを避け、ロングボールを多用し相手ゴールを目指しますが、グランセナは3バック、アルビレックスは、2バックのスライドでそれぞれ対応します。13分グランセナの石山未来選手が、中央からシュートを放つもバーを直撃。直後からグランセナが本来のパス回しや個人技が光り、シュートを連発しますが惜しくもゴールネットを揺らすことはできません。アルビレックスは、中盤での体を張った厳しいディフェンスでボールを奪います。17分にはサグダトブイリヤ選手にボールをつなぎ攻撃を試みるもサポートが遠く、チャンスをいかせません。前半終了間際のコーナーキックから谷口大和選手が合わせますが枠外に外れ、前半は両チーム無得点のまま終了しました。
後半開始早々の22分、グランセナがコーナーキックを獲得しますが、それに合わせることができません。アルビレックスは前半以上に迫力をもってゴールに迫りますがグランセナの堅い守備を崩せません。一方、グランセナも質の高い攻撃を仕掛けますが、アルビレックス新潟が個々の粘り強い守備で得点を許しません。両チーム共に高い守備意識による緊張感のある時間が続く中迎えた30分、グランセナがゴールやや右16メートル付近からフリーキックを獲得。三野原亘輝選手が、壁4枚の下を低いシュートで抜いてゴール右隅に決めました。
その後は、グランセナがリスクをおかさない堅い守備で1点を守り抜き、試合終了のホイッスルが鳴り、グランセナ新潟FCジュニアが1-0で勝利。4年ぶり2回目の全国大会出場を決めました。
監督・選手コメント
中村辰博 監督(グランセナ新潟FCジュニア)
苦しい試合を勝ちきり4年ぶりに優勝する事ができました。春の全国大会では悔しい思いをしたので、大舞台でサッカーを楽しめるよう一日一日を大切にし、全国大会に臨みたいと思います。
安田陽平 選手(グランセナ新潟FCジュニア)
昨年の悔しい思いがあり、1年間の練習の成果を発揮することができ、優勝することができました。全国大会でも良い結果を出せるように頑張りたいです。
三野原亘輝 選手(グランセナ新潟FCジュニア)
春の全国大会では悔しい思いをしました。また全国大会に出るために日々の練習を頑張ってきました。全国大会でも頑張りたいです。
石山未来 選手(グランセナ新潟FCジュニア)
6年生になったら絶対に全国大会に出るという目標を立てていました。全国大会では負けたチームの思いも背負って戦います。
優勝 | グランセナ新潟FCジュニア |
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準優勝 | アルビレックス新潟U-12 |
3位 / 4位 | ジェス新潟東SC / 水原サッカー少年団 |
努力賞 | アルビレックス新潟U-12 |
グッドマナー賞 | ジェス新潟東SC |
準優勝:アルビレックス新潟U-12
3位:ジェス新潟東SC
4位:水原サッカー少年団