長崎県
デサフィーゴ波佐見FCが初優勝で全国の舞台へ
デサフィーゴ波佐見FC 1-0(前半0-0、後半1-0) エクセデール長崎フットボールクラブU-12
JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会長崎県大会の決勝が11月23日(土)、トランスコスモススタジアム長崎で行われました。決勝はデサフィーゴ波佐見FC対エクセデール長崎フットボールクラブU-12の対戦となり、両チームともに初優勝を懸けた大一番に相応しい雰囲気の中でキックオフしました。
試合の序盤は両チームともに丁寧にパスを繋いでいく落ち着いたスタートとなりましたが、ゲームが進むにつれてエクセデール長崎が長短のパスをうまく使いながらボールを保持してゲームを有利に進める展開になりました。長崎が多くのシュートチャンスを作るのに対して、波佐見はGKの山本謙信選手を中心にチーム全体でコミュニケーションを取りながら守り、素早い攻守の切り替えから攻撃チャンスをうかがうスタイルで対抗します。決勝という大舞台の緊張感からか、拮抗した状況が続ながらも無得点のまま前半終了となりました。
後半に入っても、長崎のピッチを広く使った攻撃に対して、波佐見はゴール前での体を張った守備で対応し、集中してゴールを許さない展開のなか、37分に波佐見は池田季礼選手がサイドを突破してからのクロスに、ゴール前の立石大兜選手が左足で合わせ、波佐見が待望の先制点を取りました。
長崎も最後まで諦めずに相手ゴールを目指して必死の攻撃を続けましたが、集中して守る波佐見の守備を最後まで突破することはできずに、そのまま試合終了。数少ないチャンスを確実に決めた波佐見が1対0で勝利して全国大会出場を決めました。
最後まで全力でプレイしながらもお互いにファウルの少ないゲームに対して、試合終了後は両チームに会場から大きな拍手が送られました。
監督・選手コメント
福嶋康行 監督(デサフィーゴ波佐見FC)
対戦相手は強敵とはわかっていたので守備の時間が長くなることは想定していました。その中でも少ないチャンスをものにできてよかった。泥臭く体を張って守備をして、戦えるかどうかと考えていたが、選手のみんなが足を止めずにやってくれたことが優勝という結果につながった。全国大会では、強豪揃いチームの中で基本に戻って、見て考えて行動することを徹底してやっていきたいと思います。
池田季礼 選手(デサフィーゴ波佐見FC)
今日の出来は80点でした。全国大会ではもっと積極的にボールを受け、また声をもっと出して仲間を元気づけていきたいです。全国では悔いの残らないよう、長崎の代表として恥ずかしくない試合をしたいです。
立石大兜 選手(デサフィーゴ波佐見FC)
「全国に行けるのは優勝チームだけ。ここは絶対に決める」と思ってシュートしました。5年生で出場させてもらっていることに感謝しながら全国でも頑張っていきたいと思います。
優勝 | デサフィーゴ波佐見FC |
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準優勝 | エクセデール長崎フットボールクラブU-12 |
3位 | FC雲仙エスティオール / Club Atletico CELESTE U-12 |
努力賞 | Club Atletico CELESTE U-12 |
グッドマナー賞 | FC雲仙エスティオール |
準優勝:エクセデール長崎フットボールクラブU-12
3位:FC雲仙エスティオール
3位:Club Atletico CELESTE U-12