キッズ巡回レポート(6/30)
2021年07月20日
日本サッカー協会では、各都道府県のキッズ委員会を中心に「巡回指導」を各地で開催しています。
「巡回指導」では、各都道府県協会の巡回指導員が幼稚園や保育園、小学校に出向き、子どもたちにサッカーを楽しんでもらう各種プログラムを提供しています。サッカーの経験や知識があまりなく、なかなか自信を持って教えることができない保育士の皆さんや先生方に、サッカーの指導を専門とするスタッフが加わって、子どもたちがボールを使って体を動かす時間を設ける取り組みです。ここでは各地での巡回指導の様子をご紹介します。
年長児39名でサッカー教室を行いました。天候にも恵まれ子どもたちにとって良い環境でサッカー教室を行うことができました。【楽しく・考えて・成功する】失敗もたくさんする中で、子どもたちにヒントを伝え、成功した時の達成感によって、身体を動かす事に興味を持ってもらう事を目標に、巡回サッカー教室を行っています。当日は女性のキッズリーダー2名と共に園を訪れました。その2名の活躍で、いつも遠慮がちな女の子が積極的な動きをみせたことに驚き、女性リーダーのもと笑顔でプレーしている姿が印象的でした。また、女性の保育士さんとも気軽に話ができ、より充実した活動となりました。
梶野勇太(しかコーチ) スタッフ(FA巡回指導員)
当日園庭に集合した際、楽しみな反面緊張をしていた様子でしたが、動き作りからボール遊び、ドリブルやシュートと楽しく行う事ができました。最後の試合では、男の子チームと女の子チームで1点を争う白熱した試合になり、見ていてとても面白い試合でした。また、1点を取った時の子ども達の喜ぶ姿がとても輝いていて、とても有意義な時間になりました。
杉浦華穂 スタッフ(FA巡回指導員)
子どもたちは、お話をよく聞いてくれ、返事も大きくとても元気いっぱいでした。2組のボールフィーリングでは、最初苦戦する子どもたちが多かったですが、コーチがヒントを与えた際、どうしたら成功するか、子ども達同士で考え、案を出しチャレンジして成功する姿を見て感動しました。最後まで諦めず一生懸命ボールを追いかけるキラキラとした表情が印象的でした。
竹井帆波 スタッフ(FA巡回指導員)
子どもたちみんなが、コーチのお話をよく聞き、一生懸命ボールを追いかけていました。ドリブル練習では、子どもたちが速いスピードでドリブルをしていく事に感心しました。最後の試合では、非常に白熱していて負けた後に泣いている子どももいたので、その悔しさを忘れず次勝てるように、またたくさん練習してほしいです。
野本あずみ 先生(巡回先関係者)
丁寧にご指導いただき、子どもたちも真剣に取り組んでいました。最後に試合をしたことも楽しかったようで、サッカーの楽しさを知り、外あそびでボールに触れるお友達が増えました。思い出になったようです。ありがとうございました。