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都道府県サッカー協会取り組み紹介-第1種の取り組み(福井県サッカー協会)
2015年06月08日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」「障がい者サッカー」の13テーマの下、ご紹介します。全国でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。今回も引き続き第1種の取り組みをご紹介いたします。
※以下の寄稿記事はJFA news 2015年5月号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
第1種の取り組み~福井県サッカー協会
長谷川徹 1種委員長
「”活気”を取り戻すための工夫」
福井県サッカー協会第1種委員会の社会人連盟では、社会人登録チームを対象に県サッカーリーグを開催しており、今年で38回目を迎えます。スタート当初は8チームでしたが、年々チーム数が増え、FIFAワールドカップ日韓大会が開催された2002年には100チーム近くになるなど、大きく発展してきました。
しかしその後はチーム数が減少し、最近は50チーム前後にとどまっています。この状況を打開するため、社会人連盟では二つの取り組みを始めています。
一つ目は、35歳以上(O-35)の環境整備です。これは、県リーグや市町リーグで活躍し、結婚や子育てなどで一時はサッカーから離れたものの、「まだまだサッカーをしたい」「シニアにはまだ早いが、若い選手たちに交じるのも抵抗がある」といった世代の選手を対象に、チームを募ってリーグ戦を開催しようというものです。「日本スポーツマスターズ」など、目標となる全国規模の大会もあります。今後、会場の確保や土曜のナイトゲーム、早朝サッカーなど、選手ができるだけ長くサッカーを楽しめるようさまざまな工夫をしていきたいと思います。
二つ目は、市町協会との連携による社会人登録チーム数の増加です。県内にはまだまだ未登録のチームが多く存在します。県協会と市町協会が協力して競技力や運営レベルの向上を図り、チーム間の交流や選手同士の情報交換を促すことで、最終的に県内の全チームの社会人登録につなげていきたいと考えています。
現在、北信越で福井県だけがJリーグや日本フットボールリーグ(JFL)に所属するチームを持っていません。しかし、北信越1部リーグに所属する「サウルコス福井」がJリーグ加盟を目指して躍動しているほか、2018(平成30)年に開催される「福井しあわせ元気国体」に向けてサッカー施設の整備や選抜チームの強化が進むなど、県内のサッカー熱は高まりを見せています。将来、地元でもトップレベルの試合が多く開催され、未来を担う子どもたちやファンが気軽に足を運べる環境を少しでも増やせるよう、これからも積極的に取り組んでいきます。
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