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JFAスポーツマネジャーズカレッジ(SMC)本講座セッション3を開催
2014年11月13日
11月7日から10日にかけて、2014年度SMC本講座のセッション3を行いました。
今回は、クラブが展開される「場所」やそこにある「モノ」を主なテーマとして、鳥取県を舞台に視察や講義、ワークショップを実施しました。
セッションの前半では、「鳥取方式」という概念で県内外の施設で天然芝の普及に携わっているニール・スミス氏の講義において、「自分たちが楽しむ場所」を手に入れるために行政や地域を巻き込んでいったその手法やプロセスについて学びました。
後半では、鳥取県大山町の「鳥取県フットボールセンター」において、地域の廃材を利用して街クラブの子どもたち、保護者とともにベンチを製作。出来上がった20台のベンチをフットボールセンターに寄贈しました。
出来上がったグラウンドやベンチそのものだけに意味があるのではなく、その前後に存在する過程やストーリーを全て含めてクラブの財産になります。そのような財産を「デザイン」することが、クラブを創り上げていく上で重要になるということでした。
今回のセッションで本講座の前半が終了し、次回からは新たなフェーズを迎えます。
受講者コメント
小木曽信介 さん
(「スポーツクラブについて」の講義を受けて)芝生のグラウンドを増やしていくことが将来のスポーツ、子どもの成長を変えていくのだと感じました。自身が地元に戻った時に同じ取り組みを行うようチャレンジしていきたいと思います。
今泉幸広 さん
(「クラブづくりとデザイン」を学んで)モノを作ることだけがデザインではなく、それを取り巻く全てがデザインということにハッとさせられました。そこに関わった人々のゴールまで考えてデザインすることの重要性を知り、楽しませていただきました。
戸崎浩基 さん
(「クラブづくりとデザイン」を学んで)ベンチ製作、完成、使用、それぞれの雰囲気を創りあげる「間」のデザインという概念がわかった気がします。そうした雰囲気の形成がクラブづくりの根底にあると感じました。