JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > サッカーファミリー > 最新ニュース一覧 > 中学校女子サッカー部フェスティバル 1日目、2日目を開催

ニュース

中学校女子サッカー部フェスティバル 1日目、2日目を開催

2014年11月03日

中学校女子サッカー部フェスティバル 1日目、2日目を開催

11月1日(土)、静岡県の時之栖スポーツセンターで中学校女子サッカー部フェスティバルが始まりました。今回のフェスティバルには、34の中学校から編成された10チーム、103人の女子選手が全国各地から集まりました。この事業はFIFAが2011年から開始した ”Live Your Goals“ ~それぞれの夢(ゴール)を生きる~という女子サッカー発展のプロジェクトの一環として、女子中学生の活動の場を増やすこと、中学校で活動する女子選手を応援することを目的に行っています。

11月1日(土) 1日目

1日目は天候が崩れ、雨も降る時間もありましたが、予定通りに3チーム×3グループ(2チームは人数が少ないため合同チームとして活動)での試合を行いました。それぞれが自分の、また自チームの力を確認しました。
夜にはなでしこジャパンの佐々木則夫監督がスペシャルゲストとして参加し、選手たちは驚きとともに大変興味を持って話を聞きました。その後は各チームからチーム紹介があり、緊張しているチーム、発表を楽しんでいるチームなど、ピッチとは違う表情を見せてくれました。

選手コメント

杉並区中学校女子サッカー部
相澤美菜 選手(杉並区立杉森中学校)・千葉和 選手(杉並区立松ノ木中学校)

2試合とも引き分けで勝ちきることができず、悔しい思いをしましたが、いろんなポジションにトライすることができました。普段戦うことのできない地域のチームと試合ができてよかったです。夜の時間は、私たちのチームが一番多く佐々木監督に質問ができました。チーム紹介の「ようかい体操」が好評だったのでよかったです。

岡崎市立葵中学校
小川琉華 選手・澤田彩花 選手

このフェスティバルに参加し、プレー面でも生活面でも自分たちの良いところや悪いところに気づくことができました。今回参加させてもらえた喜びと感謝の気持ちを込めて、他のチームを引っ張っていくくらいの行動をしたいと思います。
普段ではなかなか経験できない女子との試合で、初日から良い経験をすることができました。しかし、スペースやサイドを上手に使うことができず、シュートを打たれてしまうことが多かったです。まだまだ上手にプレーできないので、明日からは新しい仲間との関わりを大切にし、指導者の方々からいろんなことを学んでいきたいです。

豊見城中学校女子サッカー部 金城真利奈 選手
静岡に来て、一番最初に他県の人たちとゲームを2試合しました。私はただ蹴りが多かったりして、失点をしそうになったので、前から言われていたように基礎のトラップをしっかりに身につけたいと思いました。
夜のレクチャーでは、佐々木監督が失敗を恐れないこと、コミュニケーションを大事にすること、ひたむきな努力をすることが大事と言っていました。私に足りないのは失敗を恐れないことだと思います。いつも失敗のことを考えて余計に意味の分からないことをしてしまうことが多いので、今日からは失敗をしてもどうすればちゃんとできるかなどしっかり考えて、意味のある失敗をして今よりも努力しようと思います。また、チームでのコミュニケーションも大事にしようと思いました。

11月2日(日) 2日目

2日目の午前は各チームで、午後はチームをばらばらにしたシャッフルチームで、トレーニングとゲームを行いました。トレーニングでは、午前は昨日の試合から各チームの課題に応じて、午後は基本のテクニック、止める・蹴る、パス&コントロールをテーマに取り組みました。初めて教わるコーチ、初めて一緒にサッカーをする選手たちとのトレーニングで、最初は緊張している様子でした。だんだん集中してコーチの声を一生懸命聞きながら取り組んでいるうちに、できることが少しずつ増えて、もっとサッカーが楽しくなっている様子でした。
夜は野田朱美JFA女子委員長からのメッセージを聞いた後、Dream Plan(目標設定シート)を全員で書きました。将来の「夢」をまず書いて、では5年後・・・3年後・・・1年後、半年後の目標は何?そのためにはどうする?ということを自分の言葉で書き記します。なでしこジャパン、ブライダルコーディネーター、獣医、声優などさまざまな夢がありましたが、サッカーはもっとうまくなりたい、大人になっても続けるという声を多く聞くことが出来ました。

選手コメント

神戸女学院中学部サッカー部
秀春菜 選手

2日目の午前中はJFAのコーチについていただいてトレーニングを1時間、その後にチーム対抗でのゲーム、食事をはさんでシャッフルチームでのトレーニングとゲームに参加し、夜には野田さんのお話を聞かせていただきました。
午前中はトレーニングで学んだことを生かして、みんなで楽しみながらプレーすることができました。午後のシャッフルチームでのトレーニングとゲームでは、他のチームの選手たちと交流をしながらサッカーをするというなかなか経験することができない体験をすることができました。
その中でも一番印象に残ったのは野田さんのお話にあった、なでしこジャパンの選手たちが大事にしている3つのことです。「あきらめない心」「明るく元気に」「リスペクトの心」を持つということは私たちの日々の生活でも大事にしていくべきことだと思いました。
このフェスティバルに関わる全ての方々に感謝して、学んだことを今後に生かしていきたいです。

上ノ国町立上ノ国中学校
今朝日 選手

いっしょの部屋になった宮古、京都の選手たちととても仲良くなりました。まだ試合をしていないチームの選手たちもフレンドリーに話しかけてくれて、とても楽しいです。
明日で終わってしまいますが、今度またみんなと会うときまで、サッカーを一生懸命がんばりたいです。このフェスティバルに参加させていただき、ありがとうございました。

江東区立中学校女子サッカー部
鈴木くるみ選手(深川第七中学校)
このフェスティバルでは、たくさんの人と交流ができて楽しいです。一番うれしいのは、チームメイトと3日間いっしょにいて、新しい一面を知れたことです。いつもと違うみんなを知れてよかったです。
また、フェスティバルには自分たちの課題を見つけるきっかけがたくさんあります。ここで気づいたこと、学んだことは、これからの活動で生かしていきたいと思います。

アーカイブ
サッカーファミリー
NEWS メニュー
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー