2020.12.30
第29回全日本高等学校女子サッカー選手権大会が、2021年1月3日(日)に開幕します。高校女子サッカー日本一を目指して熱い試合が繰り広げられます。
兵庫県内各地で行われるこの大会には、全国各地を代表して32チームが参加。ノエビアスタジアム神戸で1月10日(日)に行われる決勝まで全試合をノックアウト形式で行い、全国高等学校体育連盟に所属する女子チームのナンバーワンが決まります。
抽選会は例年、各チームのキャプテンが一堂に会して行われますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、元なでしこジャパン(日本女子代表)の大野忍さんと海堀あゆみさんがドロワーを務めました。世界女王に輝いたレジェンド2人も注目したのが、大商学園高校(関西1/大阪)をシードチームとするブロックです。そのブロックの8チームに、2年前に初戴冠を果たした星槎国際高校湘南(関東4/神奈川)や23年連続出場の常盤木学園高校(東北3/宮城)、2013、14年度と連覇を果たした日ノ本学園高校(関西2/兵庫)という、優勝経験のある3校が集まりました。そのブロックのどのチームにとっても厳しい戦いが続くことになります。
かつて大会連覇は4度ありますが、最後にその偉業を達成したのが2014年の日ノ本学園です。ディフェンディングチャンピオンだけに権利がるあるそのチャレンジに、藤枝順心高校(東海2/静岡)が挑みます。背番号10を託された柳瀬楓菜選手と宮本仁奈選手は、前回大会で2年生ながら全試合にフル出場して優勝に貢献。今回もチームの大きな力となることでしょう。初戦では、第1回大会から出場を続ける北海道大谷室蘭高校(北海道2)と対戦します。同じく29大会連続出場となる聖和学園高校(東北1/宮城)は、創部3年目で初出場を果たした神村学園高等部伊賀(東海3/三重)と1回戦を戦います。
連覇するチームが出なくなっている事実は、全体のレベルが上がり、群雄割拠の度合いを増していることの裏返しでもあります。実際に、ここ4年で2度も初優勝するチームが表れています。大きな可能性を秘める高校年代の選手は、真剣勝負が続く全国の舞台で、1試合ごとにぐんと成長することも珍しくありません。夏のインターハイ(全国高等学校総合体育大会)が中止となった今年は、この大会に懸ける思いも一際強いことでしょう。熱い試合を展開する選手たちに、ぜひご注目ください。
高校女子OGなでしこ選手からの応援メッセージ!
菊池まりあ 選手(INAC神戸レオネッサ所属・神村学園高等部出身)
高校女子OGなでしこ選手からの応援メッセージ!
長江伊吹 選手(INAC神戸レオネッサ所属・藤枝順心高校出身)
高校女子OGなでしこ選手からの応援メッセージ!
柴田華絵 選手 (浦和レッドダイヤモンズレディース所属・神村学園高等部出身)
高校女子OGなでしこ選手からの応援メッセージ!
松原有沙 選手 (ノジマステラ神奈川相模原所属・大商学園高等学校出身)
高校女子OGなでしこ選手からの応援メッセージ!
道上彩花 選手(伊賀FCくノ一三重所属・常盤木学園高等学校出身)
高校女子OGなでしこ選手からの応援メッセージ!
上野真実 選手(愛媛FCレディース所属・神村学園高等部出身)
現在、「男女高校サッカー選手権合同 Twitterキャンペーン 高校サッカーエールプロジェクト」と題して、大会参加校への応援メッセージを募集しています。皆さまから選手への熱い応援ツイート&ご応募をお待ちしています! 詳しくはこちら。
大会期間:2021年1月3日(日)~2021年1月10日(日)
大会会場:三木総合防災公園(兵庫県三木市)、五色台運動公園(兵庫県洲本市)、いぶきの森球技場(兵庫県神戸市)、ノエビアスタジアム神戸(兵庫県神戸市)