対戦日 | 勝敗 | スコア |
2021/09/01 | △ | 0 - 0(A)パナマ |
2021/09/04 | ● | 0 - 1(H)メキシコ |
2021/09/07 | △ | 1 - 1(H)ジャマイカ |
2021/10/07 | △ | 0 - 0(A)ホンジュラス |
2021/10/10 | ○ | 2 - 1(H)エルサルバドル |
2021/10/13 | ● | 1 - 2(A)アメリカ |
2021/11/12 | ● | 0 - 1(A)カナダ |
2021/11/16 | ○ | 2 - 1(H)ホンジュラス |
2022/01/27 | ○ | 1 - 0(H)パナマ |
2022/01/30 | △ | 0 - 0(A)メキシコ |
2022/02/02 | ○ | 1 - 0(A)ジャマイカ |
2022/03/24 | ○ | 1 - 0(H)カナダ |
2022/03/27 | ○ | 2 - 1(A)エルサルバドル |
2022/03/30 | ○ | 2 - 0(H)アメリカ |
対戦日 | 勝敗 | スコア |
2022/06/14 | ○ | 1 - 0(ドーハ)ニュージーランド |
コスタリカは日本より早く、FIFAワールドカップでベスト8という新しい景色を見ることができた。2014年のブラジル大会である。グループステージで対戦したのはいずれもワールドカップ優勝歴を持つウルグアイ、イタリア、イングランド。この包囲網を2勝1分で首位突破を果たすと、ラウンド16ではギリシャと延長戦を含む120分間を1-1の後のPK戦で下し、初出場で16強入りした1990年イタリア大会を上回る準々決勝進出。2010年大会準優勝のオランダにも同じくスコアレスで食い下がったが、PK戦の末に力尽きた。スペイン、ドイツというワールドカップ優勝国と対峙するカタール大会で、その再現を夢見ていたとしても不思議はない。
8チームがホームアンドアウェイの2回戦総当たりで戦う北中米カリブ海最終予選では、前半戦と後半戦でくっきりとその戦いぶりが分かれた。最初の7試合は1勝3分3敗と勝ち点を伸ばせなかったが、その後は一転、6勝1分の快進撃。自動的に本大会出場権を獲得できる3位のアメリカと勝ち点で並び、4位となって大陸間プレーオフへ。ニュージーランドとのその決戦では、2014年大会でも活躍したジョエル・キャンベル(レオン/メキシコ)の決勝点、守護神ケイロル・ナバス(パリ・サンジェルマン/フランス)の好守などで1-0と競り勝ち、カタールへの切符をつかんだ。
カタール大会に臨むチームを支えるのは、前述のキャンベル、ナバス、MFセルソ・ボルヘス(アラフエレンセ)、センターバックのオスカル・ドゥアルテ(アルワハダ/サウジアラビア)、37歳となったMFブライアン・ルイス(アラフエレンセ)ら、2014年大会で快挙を演じたベテラン勢。22歳のストライカーであるアントニー・コントレラス(エレディアノ)、サイドアタッカーで起用される18歳のジェウィソン・ベネット(サンダーランド/イングランド)など、新鋭が成長中の力を発揮できれば、サプライズの可能性も膨らむ。
コロンビア人のルイス・フェルナンド・スアレス監督によれば、チームの持ち味は「高い要求に応えられる能力、献身性、気骨」。前回のロシア大会はグループステージ敗退に終わったものの、ブラジルにアディショナルタイムの2点を許すまでは、強豪の猛攻をはね返し続けた。逆に続くスイス戦では88分に勝ち越されながらも、アディショナルタイムに追い付き、2-2の引き分けに持ち込むという粘りを見せている。コスタリカとの試合は、最後まで気が抜けない我慢比べになるかもしれない。
FIFAワールドカップ 過去出場大会:5回
1990(ラウンド16)、2002、2006、2014(準々決勝)、2018