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ホーム > SAMURAI BLUE > 最新ニュース一覧 > 【Match Report】SAMURAI BLUE、エクアドル代表をPK戦で破り、キリンカップサッカー2026決勝進出

ニュース

【Match Report】SAMURAI BLUE、エクアドル代表をPK戦で破り、キリンカップサッカー2026決勝進出

2026年10月02日

【Match Report】SAMURAI BLUE、エクアドル代表をPK戦で破り、キリンカップサッカー2026決勝進出

SAMURAI BLUE(日本代表)は10月1日(木)、神奈川県の横浜国際総合競技場で開幕したキリンカップサッカー2026でエクアドル代表と対戦。0-0の同点から突入したPK戦をGK鈴木彩艶選手(アストン・ビラ)のセーブで5-3で制して勝利を収め、5日(月)の決勝進出を決めました。東京の国立競技場で行われる決勝ではニュージーランド代表と対戦します。

今夏のFIFAワールドカップで32強入りした強豪エクアドルとの対戦に、日本は3日前のベネズエラ戦から大きく入れ替えて臨みました。

GKに鈴木選手、3バックには3試合連続先発の瀬古歩夢選手(ル・アーヴルAC)、2試合ぶりに負傷から復帰した板倉滉選手(ボルシア・メンヘングラートバッハ)、伊藤洋輝選手(バイエルン・ミュンヘン)を起用。ボランチに佐野海舟選手(マインツ05)と田中碧選手(リーズ・ユナイテッド)を置き、ウィングバックは右に堂安律選手(アイントラハト・フランクフルト)、左に中村敬斗選手(オリンピック・リヨン)、前線には今活動が初招集の谷村海那選手(横浜F・マリノス)をトップに久保建英選手(レアル・ソシエダ)と鈴木唯人選手(SCフライブルク)をシャドーに起用しました。

エクアドルは9月24日(木)に韓国で臨んだ韓国代表との親善試合を0-3で落としていましたが、元アルゼンチン代表のマルセロ・ガジャルド監督の就任2戦目となった日本戦ではコンディションも良く、トレードマークの球際の強さとウィリアム・パチョ選手を中心とした守備の堅さを披露。ボール奪取からの速攻で日本ゴールに迫り、試合は序盤から強度の高い、気の抜けない展開となりました。

日本も久保選手と堂安選手の連係を生かして右サイドから仕掛け、左サイドでは中盤から裏のスペースに出したボールを受けた中村選手が切り込んでシュートを狙い、GK鈴木選手や最終ラインからのロングフィードを谷村選手が受けて展開を狙う場面を作るなど、さまざまな形で相手ゴールに迫ります。

前半25分には田中碧選手のパスを谷村選手が落として鈴木唯人選手が中央から狙い、30分過ぎにはオフサイドにはなったものの、中村選手のクロスに合わせた谷村選手がシュートを放ちます。

エクアドルもボール奪取から素早い展開でジョン・メルカド選手が右サイド、ニルソン・アングロ選手が左サイドからクロスやシュートを狙い、前半40分過ぎにはCKのこぼれ球にケニー・アロジョ選手が鋭いミドルシュートを狙います。

日本は後半開始から上田綺世選手(LOSCリール)を投入して、攻撃のギアアップを図ります。65分過ぎには左クロスを上田選手が収めて、落としたボールを受けた鈴木唯人選手が足を振りますが、相手GKに阻止されます。

日本は67分に伊東純也選手(KRCゲンク)、鎌田大地選手(クリスタル・パレス)、鈴木淳之介選手(FCコペンハーゲン)を送り出して3バックから4バックにシフト。すると直後から厚みのある攻撃を展開し、73分には左サイドの中村選手からのクロスを右サイドで受けた伊東選手がシュートで相手ゴールを脅かします。

日本はその後79分に前田大然選手(イプスウィッチ・タウン)、相馬勇紀選手(FC町田ゼルビア)も投入。さらに86分に塩貝健人選手(VfLヴォルフスブルク)を送り出すと、鎌田選手をアンカーに置いて前線の枚数を増やす攻撃型の布陣に変更して、得点機を探ります。しかし最後までゴールを割ることができず、試合はPK戦に突入しました。

PK戦ではGK鈴木選手が相手3人目のキックを左に飛んでセーブ。一方、日本は上田選手、鎌田選手、伊藤選手、相馬選手、前田選手の5人全員が決めて勝利を手にしました。

なお、この試合の前に同じ会場で行われたもう1試合では、ニュージーランド代表がパナマ代表と対戦。1-1の同点で90分を終えてPK戦5-3で勝って決勝進出を決めました。

前半13分にマルコ・スタメニッチ選手のゴールでニュージーランドが先制しますが、前半終了直前にパナマのジオバニー・ヘルベルト選手が決めて追いつきます。後半、両者ともに追加点を奪えず、突入したPK戦ではパナマの3番手のキッカーが止められ、ニュージーランドは全員が成功して、PK戦を制しました。

この結果、ニュージーランドは5日(月)の決勝で日本代表と、パナマは3位決定戦でエクアドル代表と対戦します。

監督・選手コメント

森保一 SAMURAI BLUE(日本代表)監督
エクアドルは非常に良いチームで、良い相手と試合を組んでいただきました。強度が高い中で何ができて何ができないか。自分たちがさらに上げていかなければならない部分を、高い強度とクオリティのエクアドルと対戦することで確認して、今後につながる試合になったと思います。南米3連戦を戦って、より確実に勝つために力をつける必要があると感じています。PKを含めて、勝って決勝に行きタイトルを取ると、これまで準備して積み上げてきたことが今日の結果になりました。アジアカップでもPK戦は考えられるので、良いシミュレーションができました。
鈴木彩艶選手はアストン・ビラでも日本代表でも、一気に攻撃チャンスとなるパスを蹴ることができるので、攻撃パターンのひとつです。「一気に相手の背後」というのはトレーニングの中でも選択肢の1つとしてプレーモデルを作っています。彩艶選手の良さをうまく引き出しながら、今日もチャンスになるシーンがいくつか見られました。
PK戦はワールドカップでは機会がなかったですが、中村俊輔コーチ、前田遼一コーチ、渡邉秀朗テクニカルスタッフがデータを取りながらずっと準備していました。そこで準備したことが今日もプラスになったと思います。また、中村俊輔コーチの選手へのアドバイスは選手に自信を持たせてくれます。それで全員が決めてくれたと思っています。

GK #1 鈴木彩艶 選手(アストン・ビラ/イングランド)
最後に点を獲って勝ち切りたかったですけど、かなり厳しい戦いだったので、最後の最後は失点しないことを意識していました。僕としても最後止めて勝ち切れたので良かったです。毎試合、相手の分析を続けているので、PK戦のあるなしに関わらず、試合中のPKを想定して準備しています。それを今日しっかり出せたので、今後アジアカップなどでも試合中のPKにも今日のようにしっかりと対応できればいいと思います。全体的には守備シーンはそこまでなくて、前半は特に攻撃のシーンで僕がボールを持つところがあって、相手もマン・ツー・マン気味に来ていたので、僕からチャンスを作れたシーンもありました。僕としては攻撃で関わるシーンが多かったと思います。

DF #3 瀬古歩夢 選手(ル・アーヴルAC/フランス)
相手にいい選手がいることは分かっていたので、試合が始まる前に相手の特長を見ながら対応できたと思います。こうして毎試合出ることで自分自身も成長できていると思います。代表だからと特別プレーを変えているわけではなくて、(所属)チームでしたプレーをここでしているだけですが。前半、相手の10番に自分が食いつきすぎて背後をとられるシーンが多々あった中で、堂安選手がうまく対応してくれたのは非常にポジティブですし、後半修正できたのは非常に良かったと思います。

MF/FW #8 鈴木唯人 選手(SCフライブルク/ドイツ)
自分としてはもう少し何かやりたかったなという感覚が残っていますし、フライブルクのときに比べるとドリブルでスルスルと行く機会が少なかった。まだまだできるなと思いますし、もう少し何か面白いことができたらよかったです。でも、近くの選手との関係性などは少なからず良くなってきているという感覚があります。久保選手と距離を近くやろうと考えていました。

MF/FW #20 久保建英 選手(レアル・ソシエダ/スペイン)
明らかに相手はコンディションが良かったですし、球際も激しかった。セカンドボールも収めるところを収められて、こちらが前めに行ったときにシンプルに裏にはたかれたり、結構日本対策のようなことをしてきていました。やりにくい時間帯もありましたが、試合を通してこちらが優勢に進めていたと思います。PKを含めて勝ち切ることが大事です。ファン・サポーターの方々の後押しがすごく良かったです。相手のPKではブーイングがあって、こちらの時は応援してくれて、ホームの勝率が高いのはこういうことなんだなと改めて思いました。

MF/FW #24 佐野海舟 選手(マインツ05/ドイツ)
守備で前から行くところでいいトライができたと思いますが、少し間延びする場面も多くてオープンな展開になる時間も長かったので、そこは中盤の選手としてもう少しボールを奪った後のゲームをコントロールすることや、ディフェンスのときに少しブロックを作っても良かったかなと思います。相手が結構人についてきていて真ん中のパスコースが空いていたので、もう少しボールを受けられればよかったです。PK戦はスタジアムの雰囲気がすごく良かった。PK戦の練習はワールドカップへ向けてやってきていましたし、練習からどれだけ試合に近い緊張感でやれるかがすごく大事になってくると思います。

MF/FW #26 塩貝健人 選手(VfLヴォルフスブルク/ドイツ)
練習からPK戦は意識していますし、外したことはないので蹴りたかったです。このスタジアムに帰ってきてプレーできたのはよかった。ここで点を獲りたかったという気持ちがありましたが、ゲーム展開的にもちょっとチャンスが少なかったので、次、国立で決めたいと思います。相手の背後を取ろうと思っていたのですが、意外とついてきていました。上田選手を見ながらプレーしていたら、その後ろが少し空いていたので、そこを使ってミドルシュートを打ちたいと思っていましたが、あまりその機会がありませんでした。前半外から見ていても、相手はすごく良いチームだったと思います。

MF/FW #31 谷村海那 選手(横浜F・マリノス)
できないことだらけで悔しい試合でした。(ショートカウンターの場面では)試合前に田中碧選手とも話していたところだったので、少なかったですけど、少しはできたのかなと思います。このスタジアムで最高の雰囲気を作ってもらって、もっと自分を出していかないといけないと感じました。縦パスだったり長いボールに対しては、ただ背負うだけでは勝てないなと思いました。相手は腕なども強いので、そういうことをすべてイメージして体を作っていかなくてはいけないと思いました。

マルセロ・ガジャルド エクアドル代表監督
ベースが非常にしっかりと出来上がっている日本に対して、互角の試合ができたと思っています。前半の方が後半よりもうまく狙い通りに戦えていました。勝敗はPK戦で決まりましたが、我々は前の試合よりも戦い方が非常に良くなっていました。日本代表には素晴らしい選手たちが揃っていると思います。代表だけでなく欧州のトップクラスのチームでプレーしている選手たちがいて、代表チームは長い時間をかけて円滑な試合運びができるチームになっています。そういう日本を相手に、我々もやりづらさを与えることができたと思っています。

 

2026年10月1日(木)、10月5日(月)
会場:神奈川/横浜国際総合競技場、東京/国立競技場
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