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天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会
2020/9/16(水)~2021/1/1(金・祝)【変更前:2020/5/23(土)~2021/1/1(金・祝)】

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観戦にあたっての注意事項/チケット払い戻し概要
観戦にあたって注意事項がございますので、ご来場の方は「来場に際して/禁止事項」を必ずお読みください。

日本政府ならびに東京都から示された大規模イベント人数制限の方針にともない、12月26日から予定していた決勝チケット一般販売を取りやめています。また、すでにチケットをご購入いただき、観戦の取りやめを希望される方を対象に払い戻しを受け付けています。
現在の新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況、医療のひっ迫状況に鑑み、ご来場に際してはいま一度、慎重にご検討をお願いします。
決勝チケットの払い戻しは、試合前日の12月31日(木)まで受け付けています。セブンイレブンでの払い戻しは12月30日(水)までに発券し、12月31日(木)までにお手続きください。
詳細は下記をご確認ください。
決勝(M51):川崎フロンターレ - ガンバ大阪 詳細はこちら

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高知ユナイテッドSCが逆転勝利!4回戦進出の全チームが決定 天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会

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2020年11月12日

高知ユナイテッドSCが逆転勝利!4回戦進出の全チームが決定 天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会

天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会は11月11日(水)に、3回戦の残り1試合を実施しました。香川県のPikaraスタジアムで高知ユナイテッドSC(高知県代表)とFC徳島(徳島県代表)が激突しました。

ピックアップマッチ

高知ユナイテッドSC 2-1(前半1-1、後半1-0)FC徳島

互いに慎重な試合の入りとなった一戦で、先に見せ場をつくったのは、FC徳島でした。GK荻野賢次郎選手が、「昨年まで同じ四国リーグで戦い1勝3敗と負け越している。相手はJFLに上がったので、今年はリベンジできないと思っていたので、対戦できてうれしかった」と話す通り、打倒・高知への意気込みは十分。7分には右サイドを抜けたMF後藤卓磨選手が、ゴール前にパスを展開すると、相手のクリアボールを拾ったMF松本圭介選手が、豪快なミドルシュートをたたき込みました。先制後は、高知にボールを持たれる時間が増えましたが、DF天羽良輔選手を中心としたDF陣が粘り強い守備を見せ、シュートを打たせません。23分には、自陣からのロングフィードを前線に展開。下田康太選手が倒されて得たFKを、松本選手が直接狙うなどカウンターから追加点を狙いました。

追い掛ける展開となった高知も反撃に転じ、45+1分にはDF平田拳一朗選手が左サイドからクロス。ファーサイドのFW赤星魁麻選手が頭で落としたボールを、FW田口遼選手が押し込みました。西村昭宏監督が、「勇気を与えてくれたゴール」と評する一撃で追いついた高知は、後半に入るとMF青木捷選手を投入し、1ボランチから2ボランチへとシステムを変更。狙いについて、西村監督は「トーナメントは勝つことが全て。最後に1点でも多く、リードが奪えている状況をつくるため、まずは守備から入った」と明かします。

中盤でのボール奪取から攻撃に転じる機会が増えた高知は、52分に素早いパス回しで、左から右へと展開。最後はFW西村勇太選手のスルーパスから、FW長尾善公選手がゴール前を抜け出しましたが、GK荻野選手に阻まれました。試合終盤は、3連戦を戦った地域チャンピオンズリーグから中2日で試合を迎えた徳島の運動量が落ち始めました。

隙を逃さず、攻勢を強めた高知は、76分に青木選手のパスから、右サイドの赤星選手へと展開。ゴール前に入れた速いパスを、長尾選手がダイレクトで合わせて、勝ち越しました。試合終了間際に迎えた危ない場面もGK池上尚孝選手のファインセーブでしのぎ、2-1でタイムアップ。勝利の立役者となった長尾選手は、「今までは1失点したらへこんでしまって、相手の力を跳ね返す力がなかった。苦しい状況でも、逆転できた今日の経験は、今後に必ず生きてくる」と笑顔を見せました。

監督・選手コメント

西村昭宏 監督(高知ユナイテッドSC)
3日前に行ったJFLの試合の後半が良い流れだったので、そのイメージが共有できればと思い、メンバーを大幅に入れ替えず、試合に挑みました。ただ、今日は試合の入り方が良くなかったので、1失点で我慢できて、幸運にも前半終了間際に追い付けたのが大きかったです。今回は100回大会という記念すべき大会に出場させてもらい、ここまで勝ち進めたのはとても貴重な経験です。残りの試合は、四国地域の代表として皆さんの思いを持って、チャレンジしていきたい。我々は失うものがないので、悔いが残らないよう頑張りたいです。

MF #10 横竹翔 選手(高知ユナイテッドSC)
最初は動きが重く、曖昧な立ち位置が多く、相手にスペースを与えてしまいました。球際を戦う部分やセカンドボールへの反応など、当たり前なプレーもできていなかったせいで失点し、苦しい展開になりました。ただ、後半は一人一人が当たり前のプレーを意識できました。個人としても、青木が入り、守備のスライドなどやるべきことが明確になりました。それが良い形で攻撃につながりました。次の試合以降も、四国代表としての誇りを持って、各地域の代表と戦っていきたいです。

犬塚友輔 監督(FC徳島)
試合の入り方は良かったですし、狙い通りとするオーガナイズを選手が理解して、動いてくれました。後半に疲れの色が見えたのは、間違いありません。私たちのミスが増え、精神面でも相手が優位に立った結果がスコアにつながりました。最後まで諦めない姿勢を見せてくれた選手は素晴らしかったです。一方で、能力の高い選手が多いので、自分が勝たせたかったし、もっと能力を引き出してあげたかったとも思います。チームとして一つ一つステップアップしていると思うので、今後もFC徳島のサッカーを築き上げていきたいです。

GK #99 荻野賢次郎 選手(FC徳島)
JFL所属の相手は格上なので、ボールを持たれても失点しなければチャンスはあると考えていました。序盤は良い流れで試合を進められたのですが、後半は徐々に疲労が出て相手に押し込まれた結果、2失点しました。善戦できても、トーナメントは勝たなければ意味がないので悔しいです。天皇杯は、良いプレーができればカテゴリーが上のチームにアピールできるので、サッカー選手にとっては特別な大会です。セレッソ大阪時代にベンチ入りした経験はありますが、天皇杯に出たのは今年が初めて。最初は緊張しましたが、何本か良いセーブができたので、爪痕は残せたと思います。

マッチスケジュールはこちら 

【1回戦】9月16日(水)
【2回戦】9月23日(水)、30日(水)
【3回戦】10月28日(水)、11月11日(水)
【4回戦】12月12日(土)、13日(日)
【5回戦】12月20日(日)
【準々決勝】12月23日(水)
【準決勝】12月27日(日)
【決勝】2021年1月1日(金・祝)

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